Ⅰ話 突然の始まり
俺は今、神の前にいる。
事の発端はつい数時間前、俺は学校の帰り、建設中の建物から落ちた鉄骨を頭から貰ってしまい死亡した。そのまま、あの世に行くと思ったが気が付くと真っ白の空間に俺はいた。そして、ふと振り返ったときに神と名乗る……いや正確には女神の方が正しいか、ともかく俺の目の前に白髪ロングで着物のようなものを来た女神が現れこう言った。
「ねぇ、世界救ってみない?」
まったく意味の分からないとこを一言目に言われた。ついさっき、三途の川渡ろうとしてたやつに言うセリフか?俺はそれを聞いた時にはぁ?となった。そして、女神は俺の気も知らずに話をつづけた。
「まぁ、ざっくり言うと君が可哀そうだったから助けてあげようかな~って思ただけ。」
「それなら、落ちてくるのを上手いこと止められてんじゃ?神なんだろ?」
それを聞いた女神は人差し指をクロスさせばってんを作った。
「残念だけど、そうゆうのはできないし、できたとしてもそうゆうことは禁じられてるから。でも、こっちに来た以上君をどうするかは私が決めれることになる。」
「なるほど……何となくではあるが理解したよ。さっきの話からすると、これからどこかの異世界にでも飛ばされて救世主にでもなってほしいのか?」
「おぉ~、察しがいいね!ビンゴ!その通りだよ。」
「はぁ……信じたくはないけどな…… それで、俺はどこに飛ばされるんだ?」
「お! やってくれるか~。」
「やらないとずっとここにいるだけじゃないですか……。」
「そうだね! それじゃあ君が転生する世界について予備知識として教えようじゃないか!」
そうして、女神によって俺の転生先の話が始まった。