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プロ1年目
プロ1年目。悲惨の一言だった。
ハセツネ優勝を目標に掲げ、6月おんたけスカイレース、7月富士登山競走そして10月ハセツネというスケジュールを組んだ。
プロになったからには結果が全て。しかし、結果は思いとはかけ離れていた。どの大会も15位程度がやっと。トップから1時間以上のタイム差。
極限まで節約し、選手生活を最優先させるべくトレーニングに明け暮れたにもかかわらずこの結果。大会の度に、自信を打ち砕かれた。
絶対に結果を出すという力み。レースが近づくと緊張し寝れない日々というアガリ。レース当日は頭に
”優勝”
の一文字のみ。
当然、体は固くなり思い通りに動かない。そんなレースを繰り返した。
結果だけを求め、結果が出ない大会ほど辛いものはない。
ワクワク感で臨み、走ることが楽しかった、前年のハセツネとは全くの別人。
大会が、怖くなっていった。




