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リスク
小千谷の会社を退職。
会社を辞めたあの日。帰り道、いつものように走りながら目にする、いつもの景色。明日、ここを走る必要はない。晴れたら山に行ける。好きな時間に、好きな場所へ走りに行ける。
収入面の不安はあった。しかし、気の合わない人たちに囲まれ、周りからの影響を受けないように必死に殻に閉じこもり、自分を守る必要は無くなった。24時間365日、自分らしくいることができる。深呼吸ができる。
会社にいて人生を失う感覚を持ちながら生きるよりも、収入の不安があっても、自由を選んだ。自由が手入るなら、とってもいいと思えるリスクだった。
社会不適合者の僕は、やっと羽が生えたような感覚がした。
失いかけていた、人生のハンドルを取り戻した。




