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勇者は楽しく高校生!  作者: 井吹 雫
三年生・九月
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49/72

第二週 〜セカンドシーズンはトイレから!〜

わー!!ブックマークを付けて下さった方が四人も!!

更に評価を付けて下さった方まで!!

本当に毎度言ってはいますが、こうして目に見える形で読者の方が増えて下さるのは、作者にとってとっても糧になります!

本当にありがとうございます!

これからも頑張ります!!


そして、いつも読んで下さっている方も、本当にありがとうございます!

最近は特に不定期更新過ぎて申し訳御座いません。汗

まったり更新ではありますが、どうぞ温かく見守って下されば幸いです!


「ぬっ! ほぉぉおおおおぬふッ!!」


 なんて力んだ勇者の声。

 それと同時に聞こえてきた、何が水面に落ちたとある音。

 今日も元気に色々と産んだ勇者は、気分爽快で個室から出ていく。


「うむ、今日から二学期。頑張っていくぞ」


 そう言いながら、勇者は颯爽と自身の尻を拭いた手を洗うと男子トイレを後にした。


「あっ、勇者君ーっ! おはよーっ」


 トイレの入り口から廊下に降り立ち、そのまま教室に向かおうと歩き出した勇者。

 すると、その姿を捉えた加奈子が小走りで廊下を走ってくる。


「ああ、加奈子。おはよう」


 声を掛けられ振り向いた勇者は、近付いてきた加奈子に向けて、笑顔で挨拶を返した。


「あれっ? 勇者君どうしたのっ? 汗かいているよっ?」


 そう言って、勇者の顔を見上げた加奈子。

 心配した様子で顔を傾げて「体調でも悪いっ?」なんて勇者に声を掛けた。


「いや、そんな事はないぞ」


 一方の勇者はそう答えると、まるで何事も無かったかのように爽やかな笑顔を見せる。


「強いて言うなら、朝の一発を繰り出してきたところだ」


 なんて、少しばかり格好良く話す勇者の顔。

 それを受けて、加奈子もワクワクした様子で食い付いてきた。


「えーっ、何なにっ! 一体ナニをしてきたのーっ!?」


 そう言って、再び歩き出した勇者について行きながら、楽しそうに勇者の横で笑っている加奈子。

 きっと流石の加奈子も、勇者と会話が食い違っている事には気が付いていないのだろう。

 むしろ加奈子は、想像した内容を平然と話し出した勇者に、興味津々といった様子。

 そんな加奈子へ向けて、勇者は勇者で律儀に対応しようと言葉を紡ぐ。


「いやいや、レディーに向かってこのような内容を告げるのは、男たる者、信頼を失う」


 なんて言いながら、颯爽と歩いていく勇者。

 勇者の歩く速度が若干速くなった為、加奈子はそう話す勇者の表情が最後まで読み取れない。


「えーっ、大丈夫だよーっ! むしろ私としては、勇者君の情報なら何でも知りたいしっ」


 どうにか置いていかれないように、加奈子も歩く速度を上げようとした。

 しかし、無情にもすぐ様辿り着いた二人の教室。


「あっ! 勇者ー! どうだ、すっきり出せたかー?」


 そう言って、教室の窓際から健太が声を掛けてきた。


「ああ、素晴らしいまでに見事な一本だったぞ」


 健太の問い掛けに対して、勇者は大きく頷きながら真面目に報告をする。


「快適、健康、艶も良し。今日も俺は、元気いっぱい」


 なんて話しながら、教室に入っていく勇者。


「ちょっ! 勇者、本当に最高!」


 一方、話を振った健太も、そんな勇者を受けて楽しそうに笑う。

 窓際に近寄り合流した勇者へ向かって「朝から楽しいネタを、ありがとう!」なんて、お礼を述べた。


「……ちょっと、勇者君っ? それはつまりー、……大の事ですかっ?」


 そんな男子達の楽しい会話を聞いて、ようやく勇者が口にした言葉の意味を理解した加奈子。

 少しばかり引き気味な笑みを浮かべて、歩いていった勇者へ問い掛ける。


「ああ、そうだぞ。だからレディーに向かって告げる内容ではないと、言ったではないか」


 ちゃっかり窓際で、健太達とグッジョブポーズをしていた勇者。

 加奈子が問い掛けてきた事で、笑いながら振り返る。


「っ! もうっ! 信じられないっ!」


 まさか想像していた内容とズレていたとはいえ、ボットン事情に食い付いてしまっていた加奈子。

 珍しく顔を赤くしてプリプリと怒り、いまだ笑っている勇者へ近付き、ペシペシと両手で叩いてみせた。


はい、思いっきりのトイレ事情ですみません!苦笑

しかも、次に更新する回も思いっきりトイレ事情となります。汗


どうかご勘弁を〜!苦笑

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