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転入生

休み時間。



私は美紀みきと話していた。




「ねぇ。宮田みやた意外にかっこいいよね〜」


「そう?」


「あ。優衣ゆい奈良井ならいか」



美紀みきはにやりと笑いながら私の顔をのぞき込む。


私は顔を赤くする。



「ち、違うよ!」


「へぇ。優衣ゆいちゃんって奈良井ならいって人が好きなんだ」



ひょいっと私達の前にたく君が出てきた。



たく君!」



にこっと笑うたく君。



「そうなの。優衣ゆい奈良井ならいのこと好きなんだよ〜?」


「違うってば!」



私はひっしで首を横に振る。




たく君はくすくす笑う。






優衣ゆい!!」




・・・この声は。




「あ。奈良井ならいだよ。行ってきなよ」



美紀みきはウインクをする。



「もー!」



私は奈良井ならい君の元へ駆け寄った。




「どうしたの?」


「中庭行こうぜ」


「うん」



奈良井ならい君が私の腕を掴み、中庭へ行こうとした瞬間。



優衣ゆいちゃん」



たく君に呼び止められた。




「何?たく君」


「もうすぐ授業始まるよ。どこ行くの?」


「そんなのお前に関係ねーだろ?」



奈良井ならい君が会話に入る。



「行こうぜ」


「あ・・・うん」



無理やり奈良井ならい君に引っ張られた。





中庭。


私と奈良井ならい君は芝生に寝転んでいる。




「なんだよ。あいつ」


「転入生だよ」


「転入生のくせになんで優衣ゆいのこと知ってんだ?」


「朝会ったの」



ちょっと奈良井ならい君キレぎみだな。


やばい・・・。



「なんであいつだけ名前で呼んでんだよ」


「へ?」



私の上にまたがる奈良井ならい君。



「だ・・・だって・・・」



名前で呼ぶのはずかしいなんて言えないよ。




奈良井ならい君はまた芝生に座る。



「俺のこと名前で呼べ」


「え?」



・・・かずって??




私は顔を赤く染める。




「はやく」


「・・・か・・・か・・・ず・・・」



あ・・・。恥ずかしすぎて かかず ってなっちゃった。



「ちゃんと言えよ」


「か・・・、かず!」



私・・・絶対顔真っ赤だ・・・。



かずは黙って私の頭を優しく撫でた。



「大変よく出来ました♪」



和はにっこりと笑った。



「うん♪」







その後、私は家に帰った。



「お嬢様、お食事ですよ」



奈美なみさんの食事のかけ声が聞こえる。



「はぃ」



私は階段をおり、リビングに行く。



リビングには食事用のテーブルがある。



テーブルにはビーフシチューとパンが置いてある。



私は椅子に腰かける。





私は食べ終え、自分の部屋へ戻った。




私はベッドに座り、クッションを抱きしめる。




「私は・・・かずのことどう思ってるんだろ・・・」




かずを見たり、会ったりするとドキドキするし、会いたくなっちゃう。



これが・・・好きって気持ちなの?



・・・分かんないよ。





♪〜ピロピロピロ



メールが来た。



私は受信箱を開く。




・・・たく君からだ。




あれ?私アドレス教えたっけ・・・。




《ごめんね。急にメールして。美紀みきちゃんに教えてもらったんだけど・・・メールしてもいいかな?》




あ。美紀みきに聞いたのか。




《いいよ》



私はメールを送信した。




これからどうなっちゃうんだろ・・・。






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