駄文エッセイ:歯医者さんと床屋さんが怖い
ボクは歯医者運が悪いらしい。
いや、歯医者運だけではなく、床屋運も悪いんだけどね。
先々週末に、差し歯の根元が突然腫れてしまい激痛に悩まされてかかりつけの歯医者さんに行った所、差し歯の根元が化膿して手が付けられない程に腫れていた。とりあえずその場は鎮痛剤と抗生物質で腫れと痛みを抑える方向になり、今日、歯医者さんに行ってきたのだけどだけど……。原因は、今の歯医者さん以前にかかっていた歯医者での治療ミスということで……。
あんぎゃああああああああああああああああああああっ! という感じでした。
引っ越したんで、もう二度といかない医者だからいいんだけどさ。でも、その前に住んでいた場所でかかっていた歯医者さんも酷くて、麻酔掛けないでいきなり歯を削り出すとかトンデモ医者にかかったことがある。
口を閉じかけてあわてて堪えましたけど、その時の対応が『あ、ゴメンゴメン。麻酔かけわすれちゃった』って感じなテヘペロで、殺したくなったのは言うまでも無い。
そんな感じで歯医者運があまりよろしくない(今通っている所は、それがなくて嬉しいんだけど)。
しかし、床屋運というか美容院運とかがボクは皆無だ。
小学校の時に行った床屋のオヤジがアル中で、プルプル震える手でハサミやカミソリを使われて以降、ボクはハサミを持った人恐怖症になった。
でもまぁ、髪は切らないといけないわけで、以来床屋さんを点々とするようになり、最終的には自分で切る! か、親に切ってもらうという所に落ち着いた。
しかし、そこに落ち着くまでに、ハサミを刺されることが実に二〇回以上。誤って皮膚を切られること五回。ミスって異様に短く切られること三回。すぐ脇の床にカミソリを落とされること一〇回くらい。
これだけ嫌な目にあっていれば、足も遠のきたくなるでしょ?
でも、カッコイイ女性美容師さんを見ると入ってみたくもなるというこの矛盾した気持ち。
でも怖いが勝って相変わらず、自分の手で切っているのでした。