ホテル①
「げっ!!忘れてた」
「どうしたの美里?変な声出して・・・」
「ヒカルならあの部屋だろうから・・・マズイ・・・」
「???変なの・・・まぁいいか、とりあえずチェックインしようよ」
「あ、チェックインはフロントじゃなくて専用の所があるからそっちへ行くよ」
「ねぇ、美優・・・ひょっとしてマー○リンサロン?」
「そうよ、さすが美里ね、宿泊した事がなくても知ってるんだ」
「う、ウン、まあね・・・ハハッ・・・」
「ところで、そのなんとかサロンって何?」
「コンシェルジュルームとスイートの宿泊客専用のフロント兼ロビーだと思えばいいよ」
「やっぱり・・・となると私の予想ではヒカルはウォノレト・ディ○ニー・スイートで
私達はコンシェルジュルームのどれかって所ね」
「ふふふ、美咲の予想が当たってるかどうかは部屋に入ってのお楽しみにしておこうね」
「ムムッ、なんだか美優の顔が怪しい・・・まさか、私達ですらマヅックキソグダム・スイートとか?」
「せっかくのサプライズなんだから、楽しみにしましょうよ」
「そうそう、美紀みたいに気楽にね、吉村さんの手配ならボクは何が起こっても驚かないよ」
「・・・」
「それより、さっきから美里が静かすぎるんだけど・・・今日は張り切ってたから疲れたのかな?」
「まさか、ヒカルは美里の体力を舐め過ぎよ、多分・・・あ、黙ってた方が面白いかな?
これもサプライズにしちゃおう(笑)」
「じゃあ、美優のサプライズと美咲&美里のサプライズを楽しめばいいんだね」
「あ、ここだよ、チェックインを済ませるね」
「お疲れ様でした、ご予約のお名前を伺ってよろしいでしょうか?」
「鷹峯 光で予約してあると思うんですが」
「はい、ロイヤルフロアにお荷物も搬入済です、すぐに担当者を呼びますので、少々お待ちください
・・・主任、ご到着です、はい、」
「ロイヤルフロア?そんなのあったっけ?」
「無いハズの10階だよ
マヅックキソグダム・スイートが8階と9階、ウォノレト・ディ○ニー・スイートが9階でしょ?
お金を出したからといって泊まれる訳じゃないお部屋
要は各国の要人とか王族とか専用なの
ヒカルは準皇族扱いね」
「ソレがサプライズかぁ、あ!でもそうしたらみんなと一緒に泊まれないのかな?」
「問題無いよ、ちゃんと随員用のお部屋も付属されてるんだって
つまり護衛が交代で休む部屋とか、お付の侍女の部屋まであるんだよ」
「へ~それなら大丈夫かな?」
「お待たせ致しました、当ホテルをお選びいただき、ありがとうございます
私本日の担当を拝命いたしました土山 翠と申します
何なりとお申し付け下さい」
「・・・あ、ハーイ、来ちゃった」
「コホン、それではお部屋にご案内いたします
・・・美里、後で話があるからね」
え~と、現れた長身の美人さん、というか
長い髪をお団子にした美里?
あ、おっぱいは普通サイズだ
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