ディズ○ーシー⑦
「あのアリ工ル役の人、よく目が回らないね~」
「フィギュアスケートの人も目が回らないんだから慣れ?というか、訓練でしょうね」
「私はそれより足が着いてない事のほうがスゴイと思うわ
ジェットコースターでもそうだけど足が踏ん張れると全然平気だけど
足が着かない吊り下げ式?アレは怖くて2度と乗れないもの」
「へぇ~、美紀の弱点発見!!
でもココは足を踏ん張れるヤツしかないから大丈夫だね」
「ところでさぁ、お昼は何を食べたい?そろそろ決めておいた方がいいと思うんだけど」
「そうだなぁ、食べ歩き・・・は、やめておくとして
お肉系、カレー、中華、イタリアン、和食、バイキング系、コース料理と色々揃ってるけどね
バイキング系とコース料理は夜向きだから候補は5つかな?」
「じゃあ多数決にするよ
お肉がいい人・・・美里とアヤさん
カレー!・・・はボクだけっと
中華・・・はゼロ
イタリアン!・・・美優・美紀・美咲
じゃあイタリアンにけって~」
おお!、見事に脳筋派はお肉、頭脳派はイタリアンに別れたね
「で、美里、美味しいイタリアンのお店はどれ?」
「う~んイタリアンはザソビー=か力ナLットだけど、味の好みは人それぞれだからね~
ザソビー=はカジュアルっぽい、力ナLットはフォーマルっぽいかな?」
「じゃあ、ヒカルを連れてなら力ナLットでしょ?お嬢様なんだし」
「美咲、それは短絡的すぎるわ、ここはあえてザソビー=へ、お忍びっぽく?」
「美紀の考えは面白いけど、ボク達が席をリザーブしてある以上お忍びがバレバレですけど」
「じゃあ力ナLットにしたら?プライオリティー・シーティング対応だから
順番待ちをしていなくても一般の時間指定の予約に見えるハズよ
つまり、特別扱いに見えないって事」
「おおー、美里が賢く見える~」
「おーほっほっほっ、ディ○ニーマスターとお呼び!」
「・・・台無しだね」
「うん、残念な子のままだったよ」
「せっかく見直したのにね」
「仕方ないでしょ、美里だもん」
「でも、アイデアは良かったよ、ボクは採用してもいいと思う」
「優しいのはヒカルだけだよ、一生付いて行くね」
「え?一生はコマルなぁ(笑)」
「そ、そんな!見捨てないでヒカル~」
「ハイハイ、見捨てないからレストランへ向かおうよ
道はお任せするからね」
「ウン、それじゃあ、この先でカレー味のポップコーンを入手したら
口ストバリーデルタから船に乗って戻ろうかな?」
「船に?遠回りじゃないの?」
「どうせなら、アトラクションを楽しみながら移動した方がいいでしょ?」
なるほど、こういう所がディ○ニーマスターなのか!