ディ○ニーシー①
サブタイトルで伏字・・・
仕方ないですよね
「楽しみだなー、ヒカルとデート♪」
「いや、二人っきりじゃないからね、変な事はしちゃダメだよ、美里」
「わかってるって、ディ○ニーランドなら隅々まで知ってるから任せなさい」
「それは心強いね、ボクは初めてだからよろしく」
正門まで行くともうお迎えの車が来てました
うちのリムジンです
なんだか無駄にドデカい車です
あ、運転はアヤさんがしてくれるそうです
「ハマー?ハマーのリムジンなんてあるんだ・・・
ワンオフかな?」
「へ?何ソレ、リムジンに種類なんてあるんだ、知らなかったなぁ
美咲は何でも知ってるんだね」
「流石にカスタムメイドはわからないって」
「これは旦那様の好みだよ
ベースは軍用車にも使われるくらいだからとにかく丈夫
乗り心地はサスペンションの出来とホイールベースの長さに比例するっていわれるぐらいだけど
ごらんの通りの長さの車だからねぇ、運転は大変だろうけどね」
「!、アヤさん、運転大丈夫?」
「ハイ、こう見えても大型二種免許持ってますから
大型トラックと同じで内輪差に気を付ければ大丈夫ですよ」
「へぇ、これだけ長い車だと大型免許なんだ」
「いえ、長さは関係ありません
乗車定員が多いので大型車に分類されるだけです
さぁ、乗って下さいね」
「うわぁ~中も広いね~ヒカルなら立ったまま歩けるかも・・・」
「美里、さすがにソレは言い過ぎ、スゴイ!座席もまるでホテルのソファーみたい」
「美咲まで・・・でもコレは仕方ないですよね
うちの父はベンツの高いヤツ乗ってますけど
コレに比べたら所詮は庶民の車だって実感しますね」
「正面、進行方向を向いている座席が主人の座る席で
横を向いて座る座席がそれ以外の人用です
冷蔵庫の中はお酒以外は好きなの飲んでいいですよ
それと、美優ちゃんは助手席にお願い
移動中に打ち合わせをしておきましょう」
「はい、それじゃあヒカル、私がいなくて寂しいからって浮気しちゃだめだよ」
「しないよっ!って、そんな関係じゃないでしょ、アヤさんが勘違いしちゃうよ」
「・・・JC・・百合っ娘、萌え・・」
「アヤさん?」
「ハッ!、それじゃあ出発しますね
高速道路に入ったらシートベルトして下さいね
交通ルールはちゃんと守るんだよ、お姉さんとのお約束だぞ~?」
「おお、観覧車が見えてきたよ、いよいよ到着だね」
「あ、ヒカル、その観覧車はディ○ニーランドじゃないから
川の手前の公園の観覧車だよ」
「え~なんだよ、紛らわしいなぁ」
「初めて行く修学旅行生は、バスから見えたアレに騙されるんだよね
自慢じゃないけど、私も初めて来た時、電車の窓から見て騙されたんだよ」
「美咲が騙されるぐらいなんだから、ヒカルが騙されても仕方ありませんね
でも、もうすぐ到着なのは間違いないんですから
そろそろ降りる準備をしておきましょう」
「ヒカルは日焼け止めを塗り直しだよ、美里と美紀はヒカルの分もお願い」
「え~ボク、それぐらい自分で出来るよ」
「ダーメ!この前のような事になるのはゴメンなんだから
大人しくお世話されて居なさい」
「あ・・・はい、あの時は心配かけてゴメンね」
「わかればヨロシイ」
到着出来ないだと・・・
どうしてこうなった!