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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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光の守護者

厨二っぽいサブタイトルですが・・・

「はぁ~・・・」

「ヒカル、大丈夫?今日は授業休んだらどうかな?」

「ううん、ボクはただでさえ病気で学習が遅れてるんだから

 これぐらいで休んでる訳にはいかないよ」

「そう?痛み止めは飲んだよね?」

「うん、その代り眠いんだけどね

 体育はさすがに見学にさせてもらうね」

「2日目はどうしてもね・・・週末はディ○ニーランドだから今日で丁度良かったのかもね」

「あ、うん、初めてだから結構楽しみにしてるんだ」

「でも、土日は人が多すぎて十分楽しめないかもね・・・」

「それは仕方ないんじゃないかな?紫外線対策だけはしっかりとしておかないとね」

「そうだね、この前の時みたいなのはもうコリゴリでしょ?」

「うん」


あぁ・・・お腹が、身体が、頭が

重い

女の子の日です

ボクはどうやら普通より重いみたいです

代わりと言ってはなんですけど2カ月に1回なんですよね

まぁ、痛みは薬でなんとかなるんだけど

ボーッとしちゃうんだよね

1限目は理科だった

あんまり頭に入らなかったよ・・・

2限目は英語だったから大丈夫だったんだけどね

・・・苦手科目だけだろってツッコミは無しでお願いします

今は3限目の体育なんだけど見学です

そういえば2年生ではうちのクラスだけ第2体育館だよね

他のクラスと1年生は第1体育館なのに・・・なんでだろう?

少し遠いから面倒なんだよね

まぁいいや、深く考えるのはやめよう・・・眠いし

みんなはバレーボールをやってるんだけど、ハッキリ言ってコレ、美里無双だよ

美里がスパイクしたら誰も拾えないし

美里がサーブしたらボールに触れるだけでせいいっぱいだよ

ほら、今もレシーブしたボールが・・・


「※※ル、※っかりして!」

「ほへ?」

「あぁ良かった、気が付いて・・・

 先生、一応保健室に連れて行きます」

「大丈夫ですよ、警備員さんを呼びましたから、もうすぐ来てくれるでしょう

 みなさんは授業に戻って下さい」

「先生、ボクは・・・」

「跳ねてきたボールが直撃したのよ

 保健室で診てもらいましょうね

 警備員さんに運んでもらいますから・・・あぁ来ました

 こちらです、保健室までお願いします」

「はい」

あ、ふわっって

コレお姫様抱っこじゃないか

なにこの罰ゲーム

視線には慣れてきたつもりだったけど

これはさすがに・・・恥ずかしいな

うちの学校は警備員さんも女性だからまだマシなんだけど

・・・

・・

あれ?

「アヤさん?」

「あ、バレちゃった?」

「え~!!どうしてアヤさんがここに!?」

「恥ずかしながら、お仕事の関係でヘマやらかしちゃってね・・・クビになっちゃったんだ」

「クビですか・・・警察って身内に甘いからそうそうクビにはならないって聞いたんだけど」

「う~ん、見せしめ?一罰百戒みたいなヤツかなぁ?

 それで警備員に再就職のハズだったんだけど

 ヒカルの所の吉村さん?だったっけ、あの人がヒカル専属のボディーガードにならないか?って

 今、ヒカルは全寮制の学校に通ってるから普段は普通の警備員なんだけど

 お出かけの時はヒカル専属のボディーガードに変身するってワケ」

「でも、それじゃあお休みが無いような気がするんですけど」

「土日にヒカルがお出かけしたら平日に代わりのお休みが貰えるのよ

 ヒカルがお出かけしたら手当がたくさん付くし

 ヒカルみたいな綺麗な子をすぐ近くで眺めることができるんだから

 私の休みなんて気にしなくていいからどんどんお出かけしていいのよ」

「うん、早速今週末はディ○ニーランドに行くんだ、よろしくお願いします」

「はい、畏まりました」


この前言ってた護衛ってアヤさんだったんだ

吉村さん、気が利くね

さすが美優のおじいちゃんだよね

あれ?逆か

美優が有能なのは吉村さんの才能を受け継いでるんだ

サブタイトルは”ひかり”じゃなくて”ヒカル”って読むんです


アヤさん再登場です

バレバレだった?

ですよね~

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