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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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ハロウィン@百合寮③

「ふぅ~、これで全部の部屋回ったよね?」

「ええ、お疲れ~

 後は食堂で結果発表だよ

 ついでに私のコスプレを山崎さんに見せに行こう」

「ヒカル、帯は苦しくない?」

「あ~、うん、時間が経つと少し・・・」

「じゃあ、私はヒカルの帯を直してから行くから、先に食堂に行って待っててね」

「ok」



「ふぅ~長時間締め付けられるとツラいね」

「そうね、締め付けるから物を食べるのも大変よ」

「うへぇ、着物を着るのも大変なんだね」

「でも、洋物のドレスも大変よ

 コルセットで締め付けるからね

 和装も洋装も女は苦労するのよ

 美しさの為にね

 ・・・ハイ、OK

 どう?苦しくない?」

「うん、かなり楽になった、ありがとう」

「さて、それじゃあ食堂に行きましょう」



「うわ~これだけの人数が仮装してると壮観だね

 仮装というかコスプレみたいだけど」

「ええ、でもヒカルが一番綺麗ですけどね」

「そんなオッパイを強調した格好で・・・イヤミに聞こえるんだけど」

「え~、本心ですよ

 そりゃぁ、自分でも平均よりは整った顔立ちをしてるって自覚はあるけど

 とてもじゃないけどヒカルのレベルにはね・・・

 勝てるのは胸の大きさぐらいですから

 あ、勉強もだった」

「どーせ赤点ですよ~」

「まぁまぁ、それにホラ、視線はみんなヒカルに集まってるでしょ?」

「うっ、それは確かにそうだけど

 あっ、居た、美優、もう見せに行った?」

「まだだよ~5人揃ってからと思ったから

 それじゃあ行きましょう」


「山崎さーん、どうです?これ」

「あら、懐かしいわね

 ヒ○ツのア○コちゃんのコンパクトね

 よくこんなモノが残ってたわね

 私も昔持ってたわよ」

「へぇ~・・・あれ?あのアニメの放映時期って

 山崎さんの歳ってひょっとして・・・」

「コラ、大人の女性に歳の話は厳禁よ

 誕生日は覚えてても年齢は忘れるのがマナーよ」

「「「「「ハーイ」」」」」

「あ、ついでに言っておくけどリメイク版の時だからね

 いくらなんでもそこまでの歳じゃないから」

「はい、でも、ボクにはどう見ても中学生の息子がいるような歳には見えませんけどね」

「あら♪そう言ってくれると、お世辞でもうれしいわ

 あ、そろそろ発表の時間ね、食堂に行きましょう」

「あれ?山崎さんの採点は集計に入れないんですか?」

「あぁ、鷹峯さんは初めてだったわね

 私の採点は同点だった場合だけ集計に入れるのよ」

「へ~そうなんだ」

「あくまで生徒主体だからね

 ほら、遅れるわよ」

「は~い」


「みなさん揃いましたか?

 それでは発表します

 百合寮ハロウィン仮装大賞は

 203号室+鷹峯 光さんのグループです」

パチパチパチパチ

「当然というか、ダントツの結果でしたね

 雪女の仮装がハイレベルすぎて誰も太刀打ちできませんでした

 え~それでは、今年の優勝賞品は

 東京ディ○ニーランド&シーの2dayパスポートです!!

 なお、宿泊費や交通費は自腹です!

 日帰りで2日通ってもよし、自腹で宿泊してもよし

 グループで相談して下さいね」


おお~ディ○ニーランドかぁ

そういえば小学校の修学旅行はディ○ニーランドに行くハズだったんだよね

結局ボクは病気で行けなかったけどね

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