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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
79/273

ハロウィン@百合寮②

「「「とりっくおあとり~と」」」


「きゃぁ~キタコレ!!」

「ぐっじょぶ!」



「「「とりっくおあとり~と」」」


「え~!雪女なの!」

「ハァハァハァ」



「「「とりっくおあとり~と」」」


「ナニコレ、カワイイ」

「これで、私達と同じ人間って・・・神様、あんた間違ってるぜ」



「「「とりっくおあとり~と」」」


「うほっ」

「あ~生きてて良かった・・・」



「「「とりっくおあとり~と」」」


「・・・」

「おい、せめて息をしろっ!しぬぞ~」



「「「とりっくおあとり~と」」」


「来たわね、ヒカル

 それにしても、スゴイわね

 ヒカルだけじゃなくて、グループで見ても飛びぬけてるんじゃないかしら」

「そうですか?これって採点はグループ毎でしたっけ?」

「そうよ、グループで統一感を出して上位を狙う人達もいるわ

 ヒカルのグループはただでさえ美少女が揃ってる所に、この仕上がりの雪女とか

 そっちはモリg・・・吸血鬼でしょ?あとは魔女っ娘にかぼちゃ娘と

 ・・・佐藤さん、ソレ何?」

「はい、ヒ○ツのア○コちゃんです」

「ぷっ

 それ、後で山崎さんに見せてあげて・・・たぶんあの人の年代ならウケるはずよ」

「そうですね、山崎さんも採点側でしたよね・・・

 スゴイね、美優ってそこまで考えてたんだ

 ただのアニメオタクじゃなかったんだね、ボク、見直したよ」

「え、えぇ、トーゼンデス」

「考えてなかったみたいだね・・・でも結果オーライよ

 心配しなくても、ヒカルが居るだけで勝ちは見えてるからかまわないわよ」

「相変わらず、美咲が腹黒いんですけど

 あ、今日は衣装からして黒いね」

「これぐらいで何言ってるのよ、美里が何も考えてないだけでしょ?」

「ふふふ、美咲オヌシワルよのう?」

「いえいえ、美優(お代官様)こそ・・・」

「ハイハイ、それぐらいにして次に行かないと、後ろがつかえてるわよ?」

「「は~い」」

「それじゃあ沙月お姉さま、また後で~」



「「「とりっくおあとり~と」」」


「おお!キタキタ、本命の登場だね」

「真理先輩!よろしくお願いします」

「え?美里ちゃんに言った訳じゃないよ、麗しの白雪姫に決まってるでしょ」

「真理先輩ヒドイです、同じバレー部の後輩なのに」

「仕方ないでしょ、姫相手に勝負にならないって」

「ハハハ、確かにそうですけどね」

「そうだ、伏見先輩、クイーンのエスコート役見ましたよ

 恰好良くて、ボク、見惚れちゃいましたね」

「そうです、タ○ラ○カの男役みたいで

 さすが真理先輩だなって

 実はちょっと憧れてたりするんですよ

 ヒカルのエスコート役を狙ってるのは内緒ですよ」

「ソレ、バレバレだよ

 っていうか、姫のエスコート役は競争率高いから頑張らないとね」

「負けませんよ、誰にもね」


うんガンバレ、美里

ボクも知らない人より美里のほうがいいもん

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