英会話部入部②
『私は城崎仁美よ、よろしくね
高等部の1Eよ
蟹が美味しい温泉と同じ字だけど読み方はしろさきだからね』
『蟹・・・城崎温泉ですね
冬にはカニカニライナーで楽チンですね』
『カニカニライナー?』
『蟹を食べに行く為の電車ですよ
ネーミングセンスはイマイチですけどね』
『自己紹介のネタに使えそうね、後でググってみるわ、ありがとう』
『次は私達の番ね
私は丹羽 雪子 中等部の3A』
『私は丹羽 月子中等部の3F』
『私は丹羽 花子中等部の3H
見ての通り三つ子よ』
『三つ子と言っても花○ヨ○子ってお姉さんはいないわよ』
『誰がトンチンカンだって~?って古すぎて誰も突っ込めないでしょ』
「オッス!オラ悟○」
『美優さん、中の人ツッコミはいいんだけど日本語はダメよ』
『雪、花、どうしよう、絶対ツッコまれないはずの時代のネタにまで・・・恐ろしい子ね』
『しかたないわね・・・マッシュ!オルテガ!いくぞっ!!』
『『おう!!』』
うわぁ、3人で体の位置を入れ替えるだと!もう誰が誰だか見分けが・・・
『これは、まさか・・・ジ○ットス○リームア○ック?』
『ヒカル、ここは私に任せて・・・』
『美優さーん!』
『あ~○パー○チ!』
『さっきの中の人ネタを踏み台にした!?』
『はい、月も美優さんもそれぐらいにしておきましょう
次の二人も待ってるからね』
『よろしくね・・・って私達3人とも躑躅寮って、言ってなかったような・・・』
『おお、花、ナイスフォロ~』
『よろしくお願いします』
『ようやく順番が来ましたね
私は坂下 ビアンカ 中等部1Cで牡丹寮です』
『守田 玲子です、クラスはビアンカと同じ1Cで菖蒲寮です』
『『よろしくお願いします』』
そういって話しかけてきた二人はボクにとって初めての後輩?になるのかな
あ、でも部活動では先輩だし・・・ややこしいな
ビアンカちゃんは彫の深い顔、浅黒い肌だし、この名前は・・・ハーフ?
気にしてたら気の毒だし・・・聞きにくいなぁ
玲子ちゃんは身長もボクと同じくらいでちびっ子だし
もちろんオッパイは無いし・・・なんだか親近感が
『こちらこそよろしくお願いします
英会話部ではボク達のほうが後輩だから色々教えてね』
『あ、あの・・・写メ撮っていいですか?待ち受けにしたいんです』
『いいよ、なんだったらならんで撮ろうか?美優シャッターお願い』
『はいいくよ~チーズ』
カシャッ
『あ~ずる~い』
『写メがOKなら私達も撮るんだった』
『はいはい、ケンカしないの、順番に撮らせてもらいなさい
でも、くれぐれも言っておくけど写メは転載禁止よ』
『ハイ部長』
『それでは今日の部活動はこれで終了にしましょう
それではまた来週』
『ふぅ、これだけ一度に名前を覚えるのは一苦労だね、ボクの頭じゃイッパイイッパイだよ』
「ヒカル、もう英語じゃなくてもいいのよ」
「あ、ゴメン美優」
「それと、部員の自己紹介から簡単なメモを作ったからコレを見て覚えたらいいわ」
「うわぁ、いつの間に・・・美優って凄いね
あ、でもこのメモを貰っちゃうと美優が覚えるのが・・・」
「大丈夫よ、私はもう覚えちゃったし
メモは最初からヒカル用に作ったから気にしないで使ってね」
「美優・・・ありがとう
ホントに美優って凄いよね」
「そんなに褒めても何も出ないわよ」
それにしても美優って有能だよね
ボクにはもったいないぐらいだよ
おまけ
美優MEMO
高等部
3C 北野 小梅 躑躅 部長
2B 吉野 咲良 菖蒲 副部長
2I 大村 由香里 山吹 デカイ
1E 城崎 仁美 薔薇 ショートヘア
1J 大江 縁 牡丹 漢字は違うが名前被り注意
中等部
3A 丹羽 雪子 躑躅 三つ子注意
3F 丹羽 月子 躑躅 見分けるのは無理?
3H 丹羽 花子 躑躅
1C 坂下 ビアンカ 牡丹 顔立ちや名前からしてハーフ?
1C 守田 玲子 菖蒲 ロリ系
登場人物紹介の代わりに美優MEMOでいかがでしょう?
べっ別に、あなた達の為に用意したんじゃないんだからネッ(//∇//)