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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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補習の宿題も済ませないとね

う~ん結構あるよね

でもやっておかないと思う存分遊べないもんね

ボクは夏休みの宿題も先に済ませる派だもん


「ヒカル、ほどほどにして寝ないと明日起きれなくなるわよ」

「あ、もう少しで終わります、静かにするんで沙月お姉さまは先に寝てくださいね」

「そうそう、ヒカルは学園祭クイーンの投票は決めた?」

「へ?なんですかそれ?」

「あ、ヒカルは初めてだったんだ

 ミス鷹峯女学園みたいなものよ

 3日目の朝からお昼までが投票期間なんだけど

 2日目の夜に投票用紙が配られるわよ」

「へぇ、誰が立候補してるんですか?」

「立候補なんてないの、対象は全生徒よ

 集計して3日目の後夜祭で発表されるのよ

 クイーンに選ばれたら、ドレスを着て色々写真を撮られるわよ

 もれなく翌年の学校紹介のパンフレットとかHPに掲載されるからね」


あ~なんだかフラグの予感

主人公はダントツの得票でクイーンになるんでしょ?

ハイハイ、テンプレ乙


「じゃあ沙月お姉さまに投票します

 ひょっとして寮毎に組織票とかあるんですか?」

「それは無いわね、クイーンに関してはどの寮も自由投票っていうのが暗黙の了解になってるわ

 密かに今年はヒカルが史上初の中等部でクイーンって予想してるんだけどね」

「まさかぁ、ボクはクイーンってガラじゃありませーん」

「確かにそうかも、こんな小っちゃいクイーンはねぇ・・・

 プリンセス?イヤ、どちらかというと、リトル・プリンセスね」

「どーせ子供の体型ですよ~だ」

「あれ?拗ねたの・・・毎日マッサージで頑張ってるでしょ?

 まだ希望を捨てちゃダメよ」

「捨てませんよ、いつかは谷間を手に入れるのです」

「その意気よ

 学園祭が終わったらすぐに週末はハロウィンだから仮装の準備もしておいてね」

「え?ハロウィンもイベントするんですか?」

「ハロウィンは寮毎のイベントよ

 百合寮は中等部と高等部の1・2年が仮装して4階の部屋を回るのよ

 高等部3年が審査して投票、優秀者には秘密のご褒美があるから頑張るのよ」

「仮装はなんでもいいんですか?洋風限定とか・・・」

「服装の規定は無いわよ、メイクも自分でする分には問題ないから」

「なるほど・・・少し考えてみますね」

「あ、いっけな~い、お話してたらこんな時間・・・」

「あぁ~宿題はここまでにしてボクも寝ます」

「そうね、それじゃあおやすみ」

「おやすみなさ~い」


ふぅ、仮装かぁ

どうしようかな

定番は魔女とかジャックオーランタン?吸血鬼もあるよね

規定は無いから和風でもいいなら

幽霊とか、雪女とか

雪女ならこの白髪を活かせるかも!!

白い着物があれば他は何もいらないよね

ヨシ、けってー

着物は・・・明日おじいちゃんにおねだりしてみようかな

そうと決まれば・・・さっさと寝よう

おやすみ~

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