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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
54/273

テスト?とりあえず爆発しろ②

うちの学校はテストの結果が張り出されるんだ

上位ならいいだろうけど、下位だと・・・見せしめだよね


1   根本 美咲   500

2   佐藤 美優   482

3   田尾 美紀   479

      ・

      ・

      ・

なんですか、この点数

500点って全部満点?

美咲は化け者か!

美優と美紀も、苦手科目でも90点は超えてるって事だよね

まぁ、優等生はほおっておいて、ボクと美里を探そう

あった!

106 鷹峯 光    365 ●

      ・

      ・

193 土山 美里   287


あれ?●ってなんだろう?

「ねぇ、美里、あの●って何?ボク初めての試験だから知らなくて・・・」

「あ~・・・その~気を落とさないでね

 ヒカルの名前の左が順位で

 名前の右が合計得点で・・・

 ●が・・・赤点の科目があるって事だよ」

「へっ?あ・か・て・ん?・・・って、赤点!!」

「そう、ヒカルは合計得点は私より上だけど補習なの

 それにしても、365点取って補習の人って・・・初めて見たかも」

「え?美里は赤点無いの?」

「私はまんべんなく低い点数だけど、30点以下が無いのよ

ヒカルは得意教科が良くて、苦手教科が赤点のタイプね」


・・・赤点

えー、ウソでしょー

試験勉強も頑張ったし

ココは主人公補正でギリギリクリアがお約束じゃないのかー!


「※カル

 ヒカルってば!聞こえてる?」

「あ、ゴメンちょっと意識が飛んでたみたい」

「大丈夫よ、学園祭は3日あるんだし

 1教科なら半日で補習が終わるから

 ・・・去年の経験者が言うんだから間違い無いわよ」

「そうなんだ・・・でも1教科とは限らないんじゃないかな?」

「ふふふ」

「??、美優!!、いつの間に・・・」

「365点取って補習、の辺りからかな?

 それはそうと、365点取ってれば補習は1教科しかありえません」

「「??」」

「はぁ~2人揃って・・・

 え~とね、100点満点が5教科でしょ?

 それで30点以下が赤点

 だったら365点で2教科が30点以下だと

 残り3教科で305点以上取らないといけないの」

「そうか!なるほど・・・美優すご~い、よくそんなどうでもいい事に気が付くね」

「・・・ちなみに今回のテストで2Aで●付きはヒカル一人なんだよ」

「え~そんなぁボクってそんなにバカだったんだ・・・

 やっぱり2年も昏睡してちゃ、追いつけないよねorz」

「あ、いや、そんなつもりで言ったんじゃなくて・・・

 あの、イヤな事を思い出させてごめんなさい

 どうでもいい事って言われてムカついてつい・・・

 余計な事まで言っちゃいました」

「・・・ボクが原因じゃないか、ゴメン、ボクが悪かったよ

 あ、そうか、これでおあいこだね」

「!、そうだね、うん仲直り」


「・・・あんた達、いいコンビになれるね

 美優からあの事は聞いたけどさ、学園内はいままで通りでいいと思うよ

 学園の外なら話は別だけど、建前としては学園内に外での関係は持ち込まないって事になってるしね

 ガンバレ貧乳コンビ!!」

「「!!」」

「ちょっと、美里、ボクとしては今の言葉は聞き捨てなならいよ」

「そうです、貧乳コンビだなんて・・・

 ちっぱいトリオでしょ」

ツッコむ所はそこかい!!

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