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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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ぬぁ~にぃ~!やっちまったなぁ~③

「さて、それじゃあ始めるわよ」

今ボクは上半身裸でベッドの上に横になってるんだ

スグ横、ベッドの右側には沙月お姉さま

左手には”女性のためのエクササイズ”

「ひゃうっ」

思わず声が・・・

お姉さまの右手がボクのおっぱ・・もとい、ちっぱいに触れる

揉むんじゃなくて、そう撫でるって感じかな

またはさする?

外側から乳首の方に向かって・・・ゆっくり

乳首に触れるかどうかのギリギリの所で止まって

また外側から

意識しないように頑張ってるんだけど

うぅ、なんだか手つきが卑猥な気がする

気のせいだよね

沙月お姉さまの息が荒くなっているような・・・

「あっ!」

声が漏れちゃうよ

うぅ~だめだ

沙月お姉さまはボクのためにマッサージをしてくれてるのに・・

えっちな事考えてちゃいけないよね


「ハッ・・・・どう、ヒカル?肌は大丈夫かな?

 肌の弱い人はベビーオイル等を使用してお肌に炎症がおこらないようにって書いてあるわ」

「痛くはないです・・・けど、なんだか変な気分に・・・」

「そう?だったらこれは?」

「ふぁっ!!沙月お姉さま、そこは・・・」

「ゴメンゴメン、あんまりヒカルが可愛かったから・・・つい出来心で

 お詫びに、私のおっぱいをいじってもいいわよ?」

「結構です・・・ちょっと触ってみたいですけど」

「遠慮しなくてもいいわよ?

 冗談はこれくらいにして

 え~と、

”マッサージは長時間行うと逆効果になります

 脂肪の燃焼が始まると逆に胸が小さくなってしまいます

 血行が良くなる程度、およそ5分を目安にしてエクササイズに移行しましょう”

 だって」

「エクササイズがメインの本でしたっけ?」

「そうね、じゃあ起き上がって

 ・・・胸の前でいただきますのポーズ

 そのまま手を合わせた状態で肘を水平まで・・・そうそう

 両手を押し付けあうように力を込めて、

 1・2・3・4・5・6・7・8

 はい、力をぬいて~

 1・2・3・4・5・6・7・8

 繰り返すよ~力を入れて~

 1・2・3・4・5・6・7・8

 力を抜いて~

 1・2・3・4・5・6・7・8」

「なんだかコレ、胸の筋肉を鍛えてるような・・・」

「そうよ、そう書いてあるわ

 このエクササイズは胸の大きな人にもオススメだって

 胸を支える筋肉を鍛える事によって、将来垂れにくくなるでしょ」

「それじゃあ、もっと頑張ってやらないと・・・」

「ダメよ、エクササイズのやりすぎは逆効果だって繰り返し書いてあるわ

 過負荷は厳禁、少しのエクササイズを毎日続ける事が大事だって」

「そうなんですか、美優と美里にも教えてあげようかな?」

「教えるのは構わないけれど、ヒカルのマッサージは譲らないわよ?

 少なくても、私がルームメイトの間は合法的にヒカルの胸に触れる権利は独占するからねm9」

ビシッって効果音を付けたいような指差しですね


「そういえば中等部はもうそろそろ中間テストじゃなかったっけ?勉強の方はどうなの?」

「!!・・・ボクは入院してたせいか、どうしても学力は追いついてない・・・と思います

 あれ?高等部は中間テストは無いんですか?」

「高等部は学園祭の準備をするからテストは無いわよ

 中等部は義務教育だからどうしてもやらなくちゃいけないみたい

 代わりに中等部は学園祭でクラスの出し物は無いでしょ?

 それよりも重要な決まりがあるのよ

 赤点を取るとね、学園祭の期間中に補習だから遊べないよ」


えーーーーーーー!!

ボク、ピンチです

マッサージだから大丈夫だよね・・・

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