ぬぁ~にぃ~!やっちまったなぁ~①
「というわけで、少し皮膚の炎症があったのでステロイド剤を塗ってもらったんです」
「大丈夫なの?ステロイドって体に良くないんでしょ?」
「少量ならいいんです、もちろん繰り返し使いすぎるのもダメですけど
要はほどほどにって事です」
「そう、だったらステロイドを使わなくていいように日々気を付けなさい」
「ハイ、沙月お姉さま
・・・それで、あの~」
「なあに、ヒカル?」
「こ、コレ!!お誕生日のプレゼントです
そんなに高価なモノじゃないので受け取って下さい」
「・・・はぁ~~~~~」
「え?」
「ヒカル?あなた校則ちゃんと目を通したかしら?」
「ウッ・・・」
「読み飛ばしたのね・・・
いい?ココにしっかりと書いてあるでしょ
”教職員、学生を問わず金品の贈答を禁止する”」
「あ・・・本当だorz」
「ふふふ、気持ちだけありがたくいただいておくわね
そうだ、何をくれるつもりだったの?見せてくれるかしら、開けていい?」
「はい!」
「あらwかわいいわね、イヌ耳カチューシャ、アクセントの百合の花がミソね」
「イヌ耳(元)生徒会長・・・やっぱり美優の言った通りだ
これが、この気持ちが萌えなのか」
「あらあら、珍しいわね、ヒカルの心の声が漏れるなんて」
「あ、ス、すいません」
「いいのよ、ほほえましくて・・・そうだ、ヒカルも着けてみてよ」
「え~、そんなぁ恥ずかしいです#」
「あら?そんな恥ずかしい恰好を私にさせようとしたんでしょう
世の中には因果応報とか人を呪わば穴二つって言葉があるのよ」
ヤバぃ~
今沙月お姉さまの目がキラーンって光ったような気がする
「ねぇ、いいでしょう?私の誕生日なんだし」
「は、はい、じゃあ少しだけ・・・
よっと、コレでいいですか?」
「クッ、コレはなんという破壊力・・・
私の自制心を試してるの
なでたい、モフりたい、わしゃわしゃしたい、だきしめたい、なめたい・・・」
「沙月お姉さま、大丈夫ですか?って、わっふ」
うわっ
いきなり抱きしめられちゃった
沙月お姉さまの豊かな2つの丘の間に顔を押し付けられて・・・
少し息苦しいよ
あ、でも柔らかくて、きもちいいなぁ
それにいい匂いがする
女の子ってどうしていい匂いがするんだろう
ひょっとしてボクもこんな匂いしてるのかな
髪の毛を撫でられるのも心地いいんだね
知らなかったなぁ
10分ぐらいそうしてたのかな
「あぁ、幸せ
なんというか充電完了っていう感じかな?」
「沙月お姉さまの体も柔らかくてふわふわで安心できました」
「そうねぇ、ヒカルは成長が遅れてるのかな?」
「う~ん、そのあたりはなんとも言えないって主治医の先生も仰ってました
ボクはこのままぺちゃぱいで過ごさないといけないのかも」
「・・・ちょっと、触わるわよ」
沙月お姉さまの手がブラウスの上からボクの胸に・・・
「服の上からじゃ小さいとしかわからないか・・・直接見るわね」
「え?」
あっという間
もとい
え?っという間にブラウスのボタンが外されて
ボクのブラ(する必要もないなんて言っちゃダメ)を上にずらされちゃった
「う~ん・・・膨らみかけって所かな、乳首もまだまだ子供サイズのほうが近いわね・・・
うん成長の余地はあるわね
マッサージでもしてみる?」
「!!マッサージと言えば・・・」
「?」
ボクは急いで清香ちゃんにもらった本を取り出して沙月お姉さまに見せたんだ
「なるほどね~、これを試してみましょうか・・・
早速今日のお風呂が終わったらやってみましょう
あ、お風呂と言えば、ヒカル、一度も他の人と大浴場に入ってないでしょ?
シャワーだけじゃ毛穴の奥の汚れは落としきれないわよ
体臭予防のためにもゆっくり湯船に浸かるのも必要よ
カツラ無しで過ごせるようになったんだから、お風呂もデビューしちゃいなさい
いいわね?」
沙月お姉さまが・・・
断れないよね
大丈夫、この前に心の整理は済ませてあるモン
女の子の裸をみても大丈夫なハズ
体操服の着替えもクリアしたし
男の子の時と違って興奮してもおっきするモノは無いもんね