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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
1章 始まり
5/273

告知②

コンコン

『入るよ』

の声と同時に入ってきたのはキャロル先生

返事を聞いてから入る気はハナっから無いらしい

どうせボクは寝たきりだから問題は無いけどね


『気分はどうかな?』

『あ、先生?おはようございます』

『!?、もうしゃべれるのか・・若いからだな、かなり回復が早いな、体の方はどう?』

『首が少し動かせるようになりました、でも手も足もまだ動きません』

『日本語なら「手も足も出ない」って言う所かなw』

『先生、ソレ意味が違います』

『…ツッコミありがとう、間違ったままでいるよりはスグに訂正してもらったら、それ以降は恥を晒さなくて済むからね、「聞くは一刻いっときの恥」?だったかな』

『「聞くは一刻の恥、聞かぬは一生の恥」ですね、先生は日本語も得意なんですか?』

『得意ってほどでも無いかな、薫子に教わっただけだよ、キミは英会話は薫子に?』

『はい、これからは英会話ぐらい出来ないとって事で叩き込まれました』

『おかげで助かったのは私ね、やっぱり病状や治療の説明は母国語でないと上手く伝える自信が無いからね、それでは先日の説明の続きをしていいかな?』

『はい、お願いします』


『抗癌剤の副作用の説明までしてあるので、今日は放射線治療の副作用について説明しましょう

放射線治療は癌細胞に放射線を照射して癌細胞を死滅させる治療です

可能な限り患部に集中して照射しますが、他の部分にも影響が出てしまいます

これは代謝が活発なほど、わかりやすく言うと一次成長、二次性徴期の患者に多大な影響を与えるという事です

キミの場合はメラニン色素の生成と性染色体いわゆるY遺伝子の受容体が正常に働かないという後遺症が残りました』

『えーと、ソレってどういう意味でしょうか?普通の生活が送れないんですか?』

『うーん普通といえば普通なんだけど、普通じゃないといえば普通じゃないのよね

まずメラニン色素の生成不全なんだけど、紫外線に弱くなっちゃうのよ、日中の外出には日焼け止めクリームとサングラスが必須ね

日本で暮らすならカラーコンタクトがいいかしら?』

『え?視力が落ちたんですか?見た感じ変わらないような気がするんですけど』

『そうね、自分で見た方が理解し易いかしら?コレを見て』

と、見せられた手鏡に映ったのは・・・




!誰ですかこの人?

お人形?

肌の色は白人とされる人種の人よりもなお白い、病的なまでの純白、不気味な白い世界

その真っ白な世界に2つの赤い血・・・瞳だ


・・

・・・

あ、髪の毛が無いや、ハゲてるorz

この前聞いてたけどやっぱりキツイなぁ

早く生えてこないかなぁ、あ、眉毛も無い

そうか、眉毛が無いから不気味に感じるんだ


『理解出来たかな?白子(アルビノ)という状態ね、髪の毛はしばらくしたら生えてくるから心配いらないわよ、色も白だけど光にかざすとキラキラ輝いて銀色に見えるハズよ』

『あ、ハイ、厨二病的に格好良さそうですし、いざとなればカラーコンタクトや白髪染めでなんとか・・・』

『それじゃあ少し休憩にしましょう、もう一つ重大な事を伝える必要があるから・・・心の準備をしておいてちょうだい』



ネタ解説を辞める事にしました

リアフレ曰く

「ネタは自分で気付いてニヤニヤする事に意味がある!ワカランヤツはggrks」

∑(゜Д゜)

余計なお世話だった事に気付かされました

連載が進んでネタが貯まれば番外編でネタ解説(解説なんかイランって人は飛ばしてもらう)して対応して行きたいと思います

m(_ _)m

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