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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
47/273

病院にて・・・②

今回のお話にはお漏らしの表現があります

お漏らしに対して嫌悪感を感じる方

あるいはトラウマを抱えている方は

ウィンドウの右上のバッテン又は

左上の←をクリックして下さい


内容は2章の最後に登場人物で軽く触れます

あ、おしっこしたくなっちゃった

おトイレ行かなくっちゃ

ユキさんは・・・寝てるね

起こさないようにしよう



う~んなんだかなぁ

真夜中の病院って不気味だよね


う~失敗したかな

ユキさんを起こして付いてきてもらったほうがよかったかも

!!、イヤイヤ、ボクは何考えてるんだよ

もう子供じゃないんだから

夜中にトイレに行くのが怖くてユキさんを起こすだなんで

カッコ悪いっていうか恥ずかしい


そういえば女の子ってよく一緒にトイレに行くよね

トイレぐらい一人で行けばいいのにって思ってたけど

今ならわかるかも


あれ?

・・・なんだ、人かw

松葉杖ついて

あの人もトイレかな?

あ~かわいそうに・・・右足ギプスか、歩き辛そうだな

おしっこに行くにも時間がかかるだろうなぁ

おお?

縦巻きロールだと!!

あんな髪型・・・3次元じゃ初めて見たよ

・・・ゴメン、興奮して嘘ついちゃった

タ○ラ○カで見た事あったw

でも、黒髪で縦巻ロールって・・・

イマイチ合わないような気がする

やっぱり縦巻ロールには金髪が一番似合うね

日本人がやるには、少し明るめに染めないとね


おっと、ゆっくり見物してたらおしっこ漏れちゃうよ

そうそう、男の子から女の子になったらね、おしっこに行きたくなってから限界までの時間が長くなったんだよ

おしっこに行きたいって感じるのが早くなったのか、長い時間我慢出来るようになったのかは分からないけどね


いきなり横を追い越したらビックリするかな?よし!

「お先に~」

「!!!、ヒッ!」

「あ、ゴメンなさい、ビックリしました?」

ボクは思わず振り向いちゃったんだ、そうしたら

「!!」

って、その子はビックリして転んじゃった

「大丈夫?」

「あ、あ、あ、あ・・・((((;゜Д゜)))))))」

うわー綺麗な子だな、顔立ちがハッキリしてて、可愛い系じゃ無くて美人さんだね

それにも増して、スタイルが・・・

美紀には負けるけど、Dはあるね、確実に

見とれてないで起こしてあげないと、ボクのせいだもん

「大丈夫?」

「あ、あ、あ(つД`)」

どうしたんだろう?怪我したのかな

ボクが手を差し出したのに・・・

両手で顔を隠してしちゃった

あれ?この臭いは・・・

あーお漏らししちゃったのか

「あーゴメン、ビックリさせちゃったみたい

 とりあえず立てるかな?」

「え、幽霊じゃ無い??」

「なんだ、幽霊と間違えたのか

 ボクはヒカル、ちゃんと足もあるよ

 ほら、大丈夫だからとりあえず立ってトイレまで行こうよ」

「そ、そうですわね、証拠を隠滅しないといけませんし」

「ボクも手伝うよ」

「そ、そんな事させられません、汚いですわ」

「大丈夫、ボクにビックリしたんだからボクのせいみたいなモノだし

 もちろんボクは誰にも言わないよ」

「ありがとう、そういえば、(わたくし)まだ名乗っておりませんでした

 (わたくし)の事は清香(さやか)と呼んでくださるかしら?」

「清香ちゃん、とりあえず下着は病室に帰ってから新しいのを穿くとして

 掃除しておかないとね・・・モップはあるかな?

 ここかな・・・あった」

「ねぇ、ヒカルさん、その髪の毛って・・・ハッ、わたくしとしたことが

 そうですわね、ここは病院ですもの、入院患者なら病気に決まってますわ

 原因が病気なら当然気にしているでしょう

 それを気遣い無しに聞くなんて・・・

 人の上に立つ者として、下々の者達に対する配慮は欠かしてはならない事ですのに・・」

「この白髪の事?

 ボクも最初は隠してたんだけど、もう気にならなくなったよ

 お友達のおかげかな?」

「そうですの・・・実はわたくし良家の生まれですので、まわりが気を使いすぎて友達というものとは縁が遠いんですの」

「その言葉遣いでわかるよ・・・けどね、友達になれたでしょ?ボクと」

「ヒカルさん・・・そうですわね、秘密を共有する友達」

「うん、よろしくね」

テンプレお嬢様ですいません

でも金髪にはしなかったよ

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