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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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外出⑥

「あーもうすぐ駅に着いちゃうよ~せっかくのヒカルとデートなのにぃ~

 このまま時間が過ぎなけりゃいいのにー( *`ω´) 」

「そんな我が儘言ってもど○エ○ンがなんとかしてくれるワケじゃないんだから」

「でも今日は楽しかった、ボク街に出たの久しぶりだったから嬉しかったよ」

「こっちこそ、ヒカルを独占できたんだし・・・二人でだけど」

「・・・ねぇ、ヒカル?なんだか顔赤くない?さては私に惚れたなw」

「えっ?そうかな・・・お出かけして火照ってるのかもね、もちろん惚れてないからね」

「そんなにしっかり否定しなくてもorz」

「美優は置いといて、

 うーん、確かに赤いわね・・・ちょっといいかな?」

(//∇//)

恥ずかしいなあ、おでこに手って・・・子供みたいじゃない

「あー美咲ずるいー!私も」

「ちょっ!!美優、ヤダッ!おっぱい揉まないで、痛ッ!!」

「え、ゴ、ゴメン、そんなに強くしたつもりは・・・ごめんなさい」

「美優・・・ちょっとおとなしくしていて

 ねえヒカル、今日は日焼け止め塗り直しした?」

「え?え~と、してない・・・ような気がする」

「これ、日焼けで炎症起こしてるんじゃないかな?

 ほら、よく海水浴に行った後になるような・・・」

「病院行った方がいいのかな?」

「う~ん、素人が判断すべきじゃないと思うから、とりあえず診てもらおうよ」

「う、うん、ちょっと家に電話してみるね」



「吉村でございます、ヒカルお嬢様いかがなさいました?」

「あ、え~とね、今日お友達と外出したんだ

 それでちょっと日に焼けたというか赤くなっちゃったんだけど

 病院で診てもらったほうがいいかな?」

「畏まりました、すぐに病院を手配いたします

 ・・・現在地をGPSで確認致しました

 そのまま電車で駅までお願いいたします

 迎えの車両を待機させておきますので東口までお進み下さい」

「はい、お願いします」


「ゴメン、ヒカル・・・汗で日焼け止め取れたんだね

 体育祭の時みたいに、もっとこまめに塗りなおす時間を取ればよかった」

「気にしないで・・・自業自得なんだから、悪いのはボクだよ」

♪♪♪♪~

美優の携帯か・・・

「もしもし、おじいちゃん?はい・・・うん・・・ごめんなさい・・・役に立たなくて・・・

 ハイ・・・ハイ・・・ハイ、わかった・・・ハイ」

どうしたのかな??

「ヒカル、応急処置するね、とりあえず赤くなってる所を冷やせって事だから化粧水で濡らすよ」

「え?美優・・・今の電話??」

「うん、詳しいことはまた時間のある時にでも話すね

 今はじっとしてて・・・」

「うん・・・」


「さぁついたわよヒカル、普通に歩けるよね?」

「うん、東口だったね、迎えの車が待ってるって言ってたけど

 まだ15分しか経ってないからまだ到着してないかもね」


あれ?ロータリーが

パトカーかな?

あぁ救急車か

誰か倒れたのかな

「美咲、私がヒカルに付き添って行くから寮への報告お願い

 こっちで~す!!」

美優が叫んで手を振ると

救急隊の人があの・・・なんていうんだったかな?怪我人とかを運ぶやつ

ストなんとかを押してこっちにきた

「鷹峯ヒカルさんで間違いないですね?」

「ハ、ハイ、そうですけど・・・」

「それでは、こちらに横になって下さい、病院まで搬送します」

吉村さん・・・迎えの車が救急車ですかorz


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