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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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外出①

「ねぇ、週末お買いものに行きたいんだけど、ボクに付き合ってくれる人いる?」

「え~そんなぁ、どうして今週なのよ、私は試合があるから行けないよ><」

「美里は脱落か、私の予定は・・・あ、従姉の結婚式だ、どうして今週なのよ」

「ww美紀も脱落、って事は私と美優だけね、何を買いに行くの?」

「あのね、来週に沙月お姉さまの誕生日だからプレゼントを買おうかなって思ったんだ」

「なるほどね~じゃあ3人で外出届出しておくね」

「うん、ありがとう、9時頃出発でいいかな?」

「おk」

「ウホッ、ヒカルとデートだw」

「うほ?」

「ウホッ」

「やめんかw」


そうそう外出届っていうのはね

この学園は全寮制だから無断外出は禁止なんだ

1人で外出は禁止になってる

例外は家族がお迎えに来た時だけだね

必ず2人以上で行動しなければいけないんだ

帰りの予定時刻や理由と行き先も書いて提出しないと許可が下りないんだよ

あと、もう一つ

外出には制服着用の義務があるんだ

制服を着せておけば、イカガワシイ場所へは行けないだろうって考えみたいだよ

まぁ半数の人は駅のトイレが更衣室でコインロッカーが制服置き場だけどね

ただし、世間では鷹峯女学園はお嬢様学校って認識だから、あえて制服で行く人も多いんだって

ちやほやされたい人達だね

美咲と美優も制服で行くって言うからボクも制服で行く事にした


「おまたせ~」

「あ、美優、ボクも今来たところ」

「美咲は?あぁキタキタ」

「2人とも5分前に集合ねぇ、イイコイイコ」

「なでるなぁw」

「それで、プレゼントはどんな物にするか決めた?」

「う~んとねぇ、沙月お姉さまはストレートのロングでしょ?

 だからリボンとかカチューシャとか・・・そんな感じのはどうかな?って思ってるんだけど」

「なるほどね・・・あんまり値段が高い物を送るのも問題があるから・・・いいかも

 私はちょっと服をみてみたいかなぁ、美優は?」

「もちろん、ヒカルを眺めに行くにきまってるでしょw」

「え?外出届にはコンタクトのために眼科って・・・嘘書いたの?」

「外出届の理由なんてただの飾りです、エライ人にはわからんのです!」

「何それwじゃあ行きたい所は無いのね?」

「うん、ヒカルに付いて行くだけだよ」

「じゃあ渋谷にでも行きますか」

「ウン」



「あれ?美咲も美優も切符買わないの?」

「へ?ヒカルはスイカ持ってないの?」

西瓜すいか?何ソレ?ボクそんな重いモノ持ち歩かないよ」

「違う違う、コレよ

 このカードで電車に乗れるのよ」

「あ、もしかしてイコカみたいなヤツ?」

「???逆にイコカが何かわからないんだけど・・・」

「なるほどね、ヒカルは関西出身、美優は関東しか知らないのね

 関東地方ではスイカだけど関西地方はイコカって言うんだよ

 関東人も関西人も自分たちのものが全国共通だと思い込む悪いクセがあるからね」

「「へぇ~」」

「じゃあヒカルはイコカを使ってね、ヒカルが入院してる間に相互利用ができるようになってるから」

「あ、ゴメン、ボク実はイコカも持ってないんだ」

「え?」

「実は、入院前は小学生だったから使う必要がなかったし

 こっちにきてからは常に誰かがそばに居たから使う機会がなかったんだよね」

「あれば便利だよ?1枚買っておけば繰り返しチャージできるし」

「そっかぁ、じゃあそうする」


「おまたせ~それじゃあ行こう!」


100k記念は番外編でも考えましょうか・・・

タイミングはこの外出シリーズの後ぐらいにでも

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― 新着の感想 ―
[一言] あれ、常時制服着用義務·······
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