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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
34/273

体育祭②

みんなやさしいね

ビリだったのに

誰も怒らない

「ゴメンナサイみんな・・・ビリだった」


「へ???」

「へって?」

「あ!ヒカルは初めてだったから知らないのか

 1位から3位までは得点が高いけど、4位でもビリでも同じ1点だよ

 リタイアは0点だけどね」

「じゃあもしかして、さっきの拍手は・・」

「それだけじゃ無いけどね」

「?」

「ホントに無自覚なのよね~ヒカルって

 こんなロリっ子美少女が必死になってるのを見たら、庇護欲というか母性本能というか・・・

 守ってあげたくなっちゃうよ」

「ロリっ子って・・・ボクだってそのうち成長するもん」

「ダメーーー!!ヒカルは成長しちゃイヤー!!」

「いくらなんでもそれはお断りです、せめて美咲ぐらいまではおっぱい大きくなってやるw」

「ほほぅ、それじゃあお手伝いしてあげよう・・・揉ませろ~w」

「ちょっ・・・」

「そこまでよ、美優!この私の目の黒いうちはヒカルに手を出せるとは思わない事ね」

「おのれ~美咲!!・・・しかたがない、美紀で我慢してやるw」

「こっちにタゲなすりつけるな~」

「それより、美里の110mハードル始まるよ、ボク応援しに行くね」

「あ、私も~」

「置いてかないで~><」



「美里~ガンバレ~!」

「1位取ったらヒカルにキスしていいぞ~w」

「ちょっと、美咲!勝手にボクを賞品にしないでよ」

「ふふふ、デザートの為よ、我慢しなさい」

あ、美里がスタートした


うわ、速い・・・

もしかして鼻先にニンジンを吊るされた馬状態?

・・・1位、だね

おのれ~美咲・・・

まぁファーストキスはもう済ませてあるけど・・・

・・・

・・・麻紀ちゃんどうしてるんだろう

デートすっぽかしちゃったなぁ

怒っただろうな・・・


「ヒカルってば!」

「え?」

「ぼーっとしてないで勝者にご褒美をあげないと・・・」

「え~本気だったの?」

「「モチロン」」

「ちょっwハモるな!」

「じゃあ美里や~っておしまい・・・あ、そうそうほっぺね」

「!!騙したなぁ美咲・・・」

「騙したなんて人聞きの悪い、唇だなんて一言も言ってませんよw」

「うわ~美咲!酷い」

「おっと、そろそろ私と美紀の出番だ行ってくるねw」

「チッ、逃げやがったか・・・」

「美里、いいよ・・・ボクのほっぺなら

 でもここじゃあイヤだから寮に戻ってからだよ」

美里・・・ガッツポーズが似合うね


美咲と美紀は二人三脚だった

オオ!結構速いね

上位争いしてるよ

ウッ!コ、コレは・・・

デカイとは思ってたけど

揺れまくる美紀のおっぱい・・・

なんという破壊力

理性なんて吹っ飛ぶでしょ?

おっぱい星人の気持ちが理解できるかも

あ、コケタ・・・

大丈夫かな?

ちょっと抜かれたけど

3位かぁ・・・上出来でしょ?


ボクは午前中にもう一つ出番があったんだ

障害物競走

頑張るぞ~・・・目標は完走で

だって1位はムリだもん

ボクは2年間寝たきりだったんだからしかたないよ

うんシカタナイ・・・イエ、全力でガンバリマス

おかしい、今誰かがプレッシャーを・・・

この視線は・・・あ、居た

沙月お姉さまですか・・・

ボクもデザートは欲しいもんね


パーン

よしいくぜぃ

まずはネットか・・・定番だね

これは結構得意かも

ウゲッ!!カツラが引っかかった!

痛テテテテテ、カツラを留めてるクリップが地毛を引っ張ってる><

あ、片側のクリップ外れちゃった・・・でももう一つ付いてるから大丈夫かな?

うん、とりあえずは行ける、引っかかったカツラの毛も外れたし

よし、追い上げ~

平均台

麻袋

オタマとピンポン玉

よしよし順調だ

ラストは・・・片栗粉と飴だ

定番モノばっかりか

ヨシ、一発でGETだぜ~

このままゴールへ~

どうだ!何位だろ?

オオ奇跡の2位!!

でも・・・顔真っ白になっちゃったかな?

え?元から白いからあんまり変わってないかもって?

・・・カツラと書いてる眉毛とマスカラで黒くした睫毛は黒かったんだから変わってます!

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