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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
30/273

百合寮の幽霊?②

ね、眠い(= ̄ ρ ̄=) ..zzZZ




「※※さん」


「鷹峯さん」

「Σ( ̄。 ̄ノ)ノ」

「良く眠れたかしら?」

「ハッ、ハイ、すいません」

「それじゃあ教科書の128ページの上から5行目から読んで」

『ケンはメリーとの約束を忘れてジョージの家へ遊びに行ってしまいました』

おっと、翻訳○ン○ャ○はまだ効果が続いているようですね

「はい、そこまで、いい発音ね、それじゃあ・・・田尾さん訳して

 ・・・田尾さん?

 田尾さん」

「Σ( ̄p ̄ノ)」

「涎付いてるわよ・・・佐藤さん、土山さんまで・・・

 百合寮は根本さん以外全滅ですか・・・

 5人は放課後職員室まで・・・いえ、生徒指導室に来なさい」

「え~私もですか~」

「う~ん、根本さんはかわいそうだけど連帯責任ってヤツね」

「そんなぁ(TдT)」



ほほぅこれが生徒指導室おせっきょうべやかぁ

「なるほどね、それで、幽霊は見つかったの?」

「先生!違います、幽霊じゃ無くて吸血鬼なんです!」

「そう、で、吸血鬼は見つかったの?」

「それが・・・この3日間空振りでした」

「そりゃあそうよ、幽霊か吸血鬼かしらないけど、そんなモノ存在するわけないでしょ?

 目撃っていうのも寝ぼけてたか、見間違いかどちらかよ

 仮に存在していたとして、あなたたち、そんな危険なモノを相手にどうするつもりだったの?」

「それは、その~」


コンコン

「失礼します」

あれ?この声は

「待ってたわ、入ってくれる向井さん」

「はい」


やっぱり、沙月お姉さまだ

沙月お姉さまはお説教されているメンバーを確認すると

「篠山先生、百合寮の幽霊騒動の件ですか?」

「ええ、あなたが相手だと話が早いわ

 それで、実際はどうなの?」

「目撃したとされるバレー部の伏見さんですが、

 いわゆるスポーツバカタイプで根は単純で努力型の人ですね

 嘘をつくタイプではありません

 おそらく深夜だったので直前に見ていた夢を現実と混同したのではないかと・・・」

「わかりました、それでは寮においての対応は向井さんに任せますので、よろしくお願いします

 それと、授業中に居眠りをしていた4人はどうしましょうかねぇ・・・

 そうねぇ・・・じゃあね私が顧問をしている英会話部は学園祭に英語劇をしているんだけど

 そのお手伝いをしてもらいましょうか、人手が足りなくて困ってたのよ」

「!!先生、バレー部には伝統のたこ焼き屋が・・・」

「そちらには私が話しておきます、それでは、この件はこれで不問とします、帰ってよろしいですよ」

「「「「「「失礼します」」」」」」


「うへぇ、学園祭は2つ掛け持ちになりそう><」

「自業自得じゃないの、私なんて連帯責任で・・・」

「ごめんなさい、ボク達のせいで巻き込んじゃって」

「まぁいいじゃない、どうせ裏方で手伝うだけでしょ?」

「あ、でも美里は背が高いから男装させられて舞台って・・・フラグ立ったね」

「ひえ~~」

「でも、ありそうだよねw」

「あなた達・・・あんまり反省してないみたいね

 寮の方でも何か・・・山崎さんと相談しておきますが・・・覚悟はしておきなさい」

「「「「「ハイッ」」」」」

「それと、ヒカルには夕食の後少しお話がありますからね」

「!はい・・」

「それでは解散」



「うへぇ、結局見間違いだったのかなぁ」

「幽霊の5割は見間違いで4割は勘違いだって言うじゃない」

「・・・あれ?残りの1割は?」

「美咲、ソコをツッコむと・・・」

「本物だろw」

「ひえぇぇぇぇぇ~」

「まぁまぁ、今回は見間違いでFA」

「う~ん・・・そういうことにしておいてやるかぁ」


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