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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
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百合寮の幽霊?①

「ねぇヒカル、あの噂聞いた?」

「え?何?教えて、美里」

「あ、先に聞いとくけど・・・怪談系いける?」

「あ、大丈夫だよ、お化け屋敷もへっちゃらだし」

「そう、じゃあ・・・って美咲、何してるの?耳ふさいで」

「だって、怖いのダメなんだもん」

「って耳ふさいでも聞こえてるじゃない」

「!!そうか、ムダだったのか・・・」

「まぁ、キャーとか言いながら指のすき間から覗く美優よりはマシか~

 って話を戻すよ~

 え~とね、草木も眠る丑三つ時・・・

 百合寮の4階の廊下にね


 出たんだって」

「ヒッ、ゴメンやっぱり無理、私抜きでお願い、トイレにでも行って時間潰してくる」

「あれだけで、涙目って美咲・・・まぁ気を取り直して続きね

 遠目からでもハッキリ見えたんだって真っ白の幽霊

 白い服を着て、髪の毛まで真っ白だったんだって・・・」


幽霊だって?ホントに出るのかな?


「それでね、月明かりに照らされた顔は神々しいほど美しかったんだけど

 目と唇だけが血のように真っ赤でまるで血を啜ったように見えたんだって

 見たのは高等部の3年の先輩なんだけど、恐怖でおもらししちゃったんだって

 トイレに行く時だったのが敗因って言ってたよ」

「マジ~それ、夜中におトイレ行けないよ~今日から美紀に付いてきてもらう」

「え~いやよ、美里に行ってもらいなよ」

「じゃあ美里お願い」

「だが断る!」

「うへえ」


・・・赤い目って、まさかね

「ほほぅ、そこに気が付くとは・・・ヒカル、お主もヤルな」

「へっ?声に出てた?」

「ウン、出てたよ・・・そっかぁヒカルもオカルト好きだったのか」

「美里~一人で納得してないで私達にもわかるように説明してよ」

「え~っとね、美優と美紀は吸血鬼の伝説って知ってる?」

「物語としてなら・・・

 ドラキュラ

 十字架

 太陽の光

 ニンニク

 ぐらいかなぁ」

「甘いよ美紀、蝙蝠に変身だよ

 あとはベッドは棺で・・・

 狼男とフランケンが友達なんだよ

 前にテレビドラマでやってた」

「まぁテレビドラマはあれだけど・・・外見の特徴としては

 青白い不健康な肌

 赤く光る瞳

 大きくとがった犬歯

 髪の毛は色々なパターンがあるけど、金・銀・白・黒のパターンが多いわね」

「つまり・・・幽霊じゃなくて吸血鬼が出たって事?」

「そうよ、あれはきっと幽霊じゃなく、吸血鬼なのよ」

「バッカじゃないのw幽霊だとか吸血鬼だとかw居るわけ無いじゃないの、きっと何かの見間違いよ」

「・・・そう、そこまで言うのなら、私達で正体を突き止めましょう!!いいわね美優?」

「いいわよ、美咲は役に立たないから省くとして、名探偵美優と少年探偵団もとい、美少女探偵団が華麗に解決してあげるわ」

「よっ!見た目(おっぱい)は子供、頭脳は大人、迷探偵美優w」

「誰がペチャパイだって~(♯`∧´)、美里とヒカルになら言われても気にならないけど、美紀に言われるとムカつくのはなぜデスカ

ほんっとに、そんなけしからん胸をして・・・

どうやったらこんなに育つのよ

ハッ!べっ、別に、う、羨ましくなんて無いんだから(//∇//)」

「ツンデレ乙、じゃあ一応美咲にも声をかけるけどあんまり期待しないでね

 目撃場所は4階シャワールーム前で時間は2:00頃だから・・・仮眠を取って1:00に女王の間の前に集合でいいわね?」

「おk〜」

「ヒカルも当然いいわね?」

「うん、こんな楽しそうなイベントは参加しないとね」


楽しみだなぁ

予約投稿でなぜか4月31日が出てくる不具合・・・


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