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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
28/273

ブルマ・・・だと?

うぅ、目のやり場にこまる・・・

「どうしたのヒカル?早く着替えないと授業に遅れちゃうよ?」

「あ、うん、なんでも無いよ、すぐに着替えるね」


今日は初めての体育なんだ

教室で着替えてるわけで

あ、女子校って更衣室ないんですね

女の子しかいないし、特にココは先生も職員も全員女性で占められてるから、必要ないんですね

そういえばトイレも女性用しか無かった

でも、プールはさすがに更衣室付いてるけどね


話を戻すね

周りでみんな着替えてるわけなんだけど

その~なんと言うか

開けっぴろげ?恥じらいが無い?

女の子だけだとこうなっちゃうのかな

美里は上半身スッポンポンで日焼け止め塗ってるし・・・少しは隠す努力をしてくれないかなあ

美優にいたっては美紀にイタズラ・・・というか、おっぱい揉んでるし(//∇//)


よし、着替える、周りは出来るだけ見ないように・・・ムリです、すいません

そうだ、美優を哀れむ目線で見よう

・・・美紀のおっぱいが目に入っちゃうじゃないか

イヤあれは風船だ、そうに違いない、だって中学生であのサイズはあり得ません

オット、見てばかりじゃだめだったね、着替えないとね

とりあえずブラウスとスカートを脱いで下着姿に・・・


あれ?なんだ?これは・・視線?

それに急に教室がし~んと・・・

まるでこの教室の時間だけが凍りついたみたいな・・・


すぐ隣で美咲がゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた


「ヒカル・・・色白だとは思ってたけど」

「ウンウン、レベルが違うわ、コレ」

「日焼け止め?・・・イヤそんな次元の存在じゃ無いって」

「一昔前にテレビに出てた美白のなんとかっていう白塗りの厚化粧お化けがケツ捲って逃げ出すね」

「ボクは、ずっと病気で入院してたから・・・」

「!!あ、ゴメン、その~そういうつもりで言ったんじゃなくて・・・羨ましいだけだよ」

「そうそう、よ~し、みんなでこの肌を守るぞー」

「「「おーっ!」」」

「それじゃ、日焼け止めを塗る係を・・・平等にジャンケンだな

 って、何コレ?ヒカルの日焼け止め?何も商品名もメーカー名も書いてないね」

「病院で処方され(もらっ)た日焼け止めです、他の人が触っていいかわからないのでボクが自分で塗ります」

と言って取り上げた

ジャンケンに美優が勝ったら・・・危険だよね


って下着姿のままだった

急いで着ないと・・・

上はまぁ問題無い、ゴク普通の体操服だね

白色で首回りと袖まわりだけエンジ色になってる

だけど下がなぁ


いまどき【ブルマ】だと?


世間ではブルマに性的興奮を覚える変態(ロリコン)が多いからって事で、女の子を守るために採用されなくなったあのブルマ・・・

この学校でも、「男性に見られると恥ずかしいから」と、生徒会で変更の要望を学園側に提出したらしいけど

「当学園には男性はおりませんので問題ありません」って事で却下されたんだって

今年の春まで生徒会長をしていた沙月お姉さまが悔しそうに言ってた


まぁとりあえず履いてみようか

ほほぅ、なかなかのフィット感、運動の事だけを考えたら動きを阻害しないデザイン

あぁでもお尻の形がモロに出ちゃうね、コレ

履いてる方は恥ずかしいな

確かに興奮しちゃうのは・・・わからなくも無いなぁ、ウンウン

「って、みんな・・・そんなに見つめると恥ずかしいよ

 それに、授業遅刻しちゃうよ」

「「!」」


2学期最初の体育は全員が遅刻でした

全員参加の騎馬戦の組を決めるというか

身長で機械的に割り振って班を作り

実際に騎馬を作って動き回る練習だった

あ、ボクは上に乗る事になったよ

この時は上だから楽だなぁ、ラッキー

なんて軽く考えてたんだ・・・

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