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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
3章 学園中等部3年生編
254/273

ス、スクール水着!?

こ、コレを着るのかぁ・・・


ボクが今居るのは屋内プールの更衣室

恐怖の中間テストを乗り越え(約一名は玉砕した模様)6月に突入しました

鷹峯女学園では6月から衣替えなんだ

もちろん暑い日や寒い日がある訳で、それに合わせて猶予期間があるんだけど

体育の授業では6月からプールでの水泳の授業が始まるんだ

もちろん授業だから、学校指定の水着になるのはわかる

わかるんだけど・・・何このサイズ

小さ過ぎじゃない?

あと、胸に縫い付けてあるゼッケンというか、名札というか・・・

普通は【鷹峯】って書くものでしょ?

どーして【ひかる】なの?

ひらがなって・・・小学生みたいで嫌だなぁ


「ヒカル、どうしたの?

 そんな所で固まってたら、授業に遅れるわよ」

「あ、うん・・・」

「ひょっとして、恥ずかしいの?

 大丈夫よ、チッパイ仲間なら私と美優以外にもたくさんいるから

 デカイのを見つけたらどんどん揉んでやればいいのよ!

 あ、その時の合言葉は【モゲロ!】よ」

「うーん、それもあるんだけど・・・」

「あ、わかった!

 私に任せて、泳げるようになるまで寮のお風呂で特訓よ!!」

「お風呂で泳ぐのはどうかと思うんだけどね・・・そうじゃなくて

 実は・・

 その・

 ボクは女の子用(こういうタイプ)の水着を着た事が無いんだ」

「え?

 ああ、そうか!

 ヒカルは紫外線がダメだから、一昔前のオリンピック選手が着ていたような手首、足首まで覆う水着なのね」

「それは無いわね

 それだと、顔や手足は露出してるでしょ?

 ヒカルぐらいの症状になると、屋外なら授業免除になるハズよ

 だから、スクール水着が初めてっていう意味になるのよ」

「おぉ、なるほど、さすが美咲

 たったあれだけの情報でそこまで理解するなんて・・・」

「そう、ダ・カ・ラ

 ヒカルに水着を着せてあげるのデス!」

「え?

 水着の着替えなんて、初めてでもなんとなく分かるから・・・

 あっ、ちょっ

 誰!変な所触ってるのは?」



「ハァハァ、どうして着替えるだけでこんなに疲れるんだろう・・・」

「ヒカルさんのスクール水着姿って・・・ゴクリ」

「そうですね、あまり育っていない胸に、小さなお尻、・・・ゴクリ」

「白くて細い手足が紺色のスクール水着に映えて・・・ゴクリ」

「さらに、胸のひらがなの名前がポイントUPね・・・美優グッジョブ」

「でしょ?【ひかる】は外せないよね?」

「え?

 あれ?みんなのスクール水着・・・名前書いてないよ?」

「そうよ、個人情報保護で名前を書かなくなったって聞いてるわよ

 屋外のプールだと、望遠レンズで盗撮されたりすると、ストーカー被害の恐れもあるからね」

「なるほど、ヒカルは屋内プールしか使わないから名前を書いてあっても大丈夫って事ですね」

「ヒカルさんと同じクラスでよかったですわ

 3ーAは全ての授業が屋内プールですもの

 肌寒い日でも、屋内プールは空調完備ですから」

そうか、ボクの紫外線対策で屋内プールなんだ

普段は水泳部が使うプールなんだよね

冬は温水プールになるんだっけ?

まぁ、日焼け止めを塗る必要なくて楽をさせてもらおう

それにしても・・・清香ちゃんの胸はスクール水着に収めるには厳しいよね

今にも溢れそうだね

ん?清香ちゃんで溢れそうだとすると、美紀は・・・

「美紀の水着ってスクール水着じゃ無い?」

「ええ、私の場合は胸が収まるサイズが無かったので、先生が似たような色の競泳水着を用意してくれたんです」

なるほど〜

「「モゲロ!」」

あぁ、美優は水着の中に手を突っ込んじゃってるなぁ

4/22 誤字修正

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