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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
25/273

初登校④

ふぅう~暑かった~(;´Д`A

みんなは制服の半袖ブラウスだけど、ボクは冬服のブレザーの下に着る長袖ブラウスなんだよね

紫外線対策だからしかたないけど・・・

せめて部屋の中では、暑苦しくない格好をしたいなぁ

部屋着は何があるかな

お?Tシャツはっけ~ん、上はこれでいいか

下は・・・う~んこのミニスカートか、この半ズボン??ホットパンツってヤツか!

どっちもどっちだなぁ

女の子のお部屋におじゃまするから・・・ってボクも女の子だった

まぁ女の子同士だし・・・ヒラヒラして風通しのよさそうなスカートにしておくかな?




203号室・・・ここか

コンコン

この寮の扉ってノックしたらムダにいい音するなぁ

「はーい!、ヒカルでしょ?どうぞ~」

「失礼しま~す」

「「「!!!」」」

「へ~広さは2人部屋と同じか~2段ベッドが二つになってるんだね~

 ・・・って、どうしたの3人とも固まっちゃって??」

「ハァハァッ、チョッ!ヤバイってその格好・・・」

「ダメよ美優!!自分をしっかり持つのよ」

「えっ?何?」

「美紀!美優を押さえてて

 ちょっとヒカル!その格好で寮の中を歩いてきたの?」

「うん、そうだよ、暑かったからね~」

「・・・マジか、この天然娘が・・・

 いい?ヒカル、あなたはもっと自分の魅力に気付かないとだめよ」

「自分の魅力って・・・ボクは美紀や美咲みたいにおっぱい大きくないし、美里みたいに背も高くないし・・・」

「はあ?何いってんの?それだけカワイイんだから胸なんて問題にならないわよ

 逆に需要がありすぎて危険なぐらいなんだから・・・

 とにかく、そんな露出の多い服装じゃダメなの、わかった?」

「う、うん・・・次から気を付けるね」

「わかればいいのよ、それじゃあ予定通り携帯番号とメアドの交換ね、私のはコレね」

「うん」


なんかいいなぁ、友達って感じ

男だった時とは違ってなんというか・・・上手く言葉にできないや

それにしても楽しい時間ってすぐに過ぎるよね

おしゃべりしてたらホラ


「たっだいま~、あ、ヒカル!いらっしゃ~い」

「お帰り~美里、部活お疲れさま~、シャワーでも浴びてくる?」

「あ、大丈夫よ、部室棟のシャワー使ってきたから

 それよりせっかくヒカルが友達になったん日なんだから、夕食の後みんなでお風呂いこうよ」

「!」

「い~ねい~ね」

「さんせー、裸の付き合いってやつね」

「決定ー!じゃあヒカルは夕ご飯を食べ終わったら着替えを持ってここに着てね」

「え、あの、その・・・」

「ホラホラ、もうすぐ夕食の時間なんだからヒカルは一度お部屋に戻らないとね」

「ヒカルお風呂楽しみにしてるね」

「うほっ、鼻血でそ~w」

「コラ、美優!変な目で見ないの!」

「うへぇ、お許しくだせぃおで~かんさま~」

「誰が代官だってのw」

「ふふふ」

「それじゃあヒカル、またあとでね」


あ、勢いに流されてしまった・・・

どどどっどどっど~しよ~女の子と混浴!?

混浴・・・ではないか、ボクはもう女の子になっちゃったから

断るのも変だよね?

女の子と一緒にお風呂ってどうなるんだろう?

洗いっことかするのかな?

ボクの打つ手は・・・

逃亡?

玉砕?

開き直り?



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