初登校③
「まぁ、そんなに落ち込まないでよ、私が狙って当てたワケじゃないし」
「美優はまぁ大丈夫だろうけどねぇ、ヒカルさんは大丈夫?
ずっと入院してたのなら、体力は皆無だよね?」
「ヒカルちゃん、一緒にゆっくり走ろうね」
「コラッ美優!!寮対抗のポイントになるんだからそんな事しちゃダメ( *`ω´)」
今ボク達は学食の6人掛けのテーブルでお昼ご飯を食べてる所なんだ
セリフは美紀ちゃん美咲ちゃん美優ちゃん美里ちゃんの順
ちなみに胸の大きさと同じ順番なんだよね
美紀ちゃんは中二にあるまじきケシカラン胸・・・
何を食べたらあんなに・・・イヤ、寮だから食べるモノは一緒か
美咲ちゃんは、おそらくC
制服の夏服はブラウスだからすぐにわかるね
美優ちゃんと美里ちゃんはほとんど差が無いというか、胸が無いというか・・・あ、ボクもだw
(=´∀`)人(´∀`=)
代わりにと言ってはなんだけど、美里ちゃんは背が高いんだ170近くありそう
他のみんなはボクも含めて150~160、まぁ女の子としては普通だね
美里ちゃんはバレー部なんだって、バレエじゃないよバレーボールね
午後は美里ちゃんは部活へ、他のみんなは寮へ帰る予定
所謂”帰宅部”ってヤツだよね
「体育祭って寮対抗なんですか?」
「そうよ、中等部は無いんだけど、高等部になると進学やスポーツの推薦入学や特待生の人もいるのよ
スポーツ推薦のクラスが相手だと・・・だれも勝てないでしょ?
だから、クラス対抗の代わりに寮対抗で盛り上げるのよ
もちろん、各寮には出来るだけ均等に人を割り振るから、30人クラスで6つの寮に5人づつ分かれるのよ」
「へぇ~・・って事は2-Aの百合寮はこの5人なの?」
「ええ、だから私達がヒカルさんに声を掛けたのよ」
「なるほどね~じゃあさ、せっかく同じクラス同じ寮なんだから、その”さん”づけ止めて欲しいな
ヒカルって呼んでよ」
「ウン、ヒカルよろしくね」
「私も~ヒカル・・・(#^^#)」
「なぜそこで赤くなるw」
「だって~ヒカル可愛いモン」
「可愛い??どちらかというと美しいでしょ?”ぷりてぃ”じゃなく”びゅーてぃふる”ね」
「あーわかるわかる
整った顔立ち
キメ細やかな肌
雪のような白さ
長い睫毛
ロリ体型
まさに完璧なお人形さんよ」
「最後のは違うと思うんだけどw」
「あ~ゴメン、そろそろ行かないと・・・あぁもう少しヒカルを眺めていたいな」
「え!もうそんな時間かぁ、じゃあ続きは寮に戻ってからね~」
「じゃあヒカル、寮に戻って着替えたら203号室にきてね~」
「ウンわかった」
「そうだヒカル、携帯の番号とメアド教えて~」
「アレ?ヌケガケデスカ、ミサトサン」
「なぜに片言・・・って私は今から部活だからね、みんなは寮に帰ってから時間あるじゃない」
「じゃあ、ハイ、コレが番号で、コレがメールだよ」
「ありがとう、それじゃあ部活いってくる、また夜にね~」
「ウン、いってらっしゃ~い」
「さてそれじゃあ寮にかえりましょうか」
「ウン」