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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
22/273

初登校①

ボクは今2Aの教室のドアの前で待ってるところ

先に先生が入って行って説明してる

この待ってる間って、何気にドキドキ感を増幅するよね?

もちろん一番緊張するのはこの後

視線が集中する中、教室に入って行く時なんだけどね

さらにその後の自己紹介はそれほどでもなかったりする

最終チェックだ

カツラ、ヨシ!

コンタクト、ヨシ!

眉毛、ヨシ!

いざ突撃ー!

・・・って、まだかな、話の長い先生なのかな

「それじゃあ入りなさい」

ヨシ!行くぜい


クッ!視線が痛い

負けるな、ボク!

黒板には大きな文字で

鷹峯(タカガミ) (ヒカル)

ご丁寧にルビ付きですか・・・


大丈夫、男は度胸だ・・・あ、もう女の子だった( ;´Д`)

う~ん、女も度胸だー!


「鷹峯 光です、ずっと入院してたのでお友達もいません、仲良くして下さい、よろしくお願いします」

あ、あれ?反応無し?

ちょっとまってよ、笑いを取る所だったのかなぁ

ど、どうしよう今からでも笑いに走るか・・・

「ハイハイ、みなさん見とれてないで反応してあげてね

 ホラッ、安藤さん呼吸するのを忘れちゃだめでしょ?」

先生のセリフでドッと沸く

やるな、先生、教室の空気の操作が上手い

そういえば先生の事言って、なかったね


2-A担任の篠山ささやま 千秋ちあき先生

担当教科は英語で28歳・独身・彼氏募集中だって

なかなか揉みごたえのありそうな巨ぬ~ですな・・・おっと涎が

え?揉むなら自分の胸を揉めって?

だが断る、だってボクのは揉むほど大きくないし・・・って話が脱線したじゃないかw


「じゃあ光さん、そこの空いてる席に座って~」

教室の机は6列5人づつになっていた

え~とボクの席は窓から3列目の後ろから2番目か・・・そこそこだね


「よろしくね♪このあと移動だからその時に自己紹介するね」

席につく前に後ろの席の女の子から話しかけられた

「こちらこそよろしく」

「あたしも、あたしも~」

と前の席の女の子、左右両脇の子もうなずいてくる


どうしよう・・・みんな優しい子だね


「ハイ、それではみなさん始業式です講堂へ移動して下さい

 終わった後にもう一度HRするのでまだ帰っちゃだめですよ」


「ヒカルさん、講堂は初めてでしょ?一緒にいきましょう」

「はい、ありがとう、え~と」

「あぁ私は土山つちやま美里みさとよ」

「あ!抜け駆けずる~い、私は佐藤さとう美優みゆ

田尾たお美紀みきです~」

「最後は私、根本ねもと美咲みさき、よろしくね」

「ハッ!みんな名前に美がはいってるね」

「よく気が付いたわね・・・そう、私たちが中等部2ーAの4美少女なのよ、自称だけど」

「ぷっ・・・」「ふふ」「あははは、自称ってwダメじゃん」

「私たちクラスも一緒、席も近く、寮も一緒、部屋まで同じという奇跡の確率を引き当てたのよw」

「へぇすごいですね~寮はどこですか?」

「百合寮よ、203号室なの、ヒカルさんは?」

「同じです!百合寮の415号室です」

「「「「え~!?」」」」

綺麗にハモったねキミ達

「チョ、ちょっと415号室って・・・女王の間じゃないの」

「へ?何ですかそれ?」

「え~とね、4階は高等部3年生が入るのよ、415号室は角部屋で一番日当たりがいいから

 代々その寮の主席が入る部屋っていう暗黙の了解があってね

 学力・容姿・家柄・人格などの要件を総合的に判断して1番の人が415号室をゲットするワケ

 今、415号室に居る向井先輩は6月まで生徒会長をしてた文句ナシの主席ね

 その女王の間に中等部2年からイキナリって・・・とんでもない事なのよ」

え~ひょっとしてオオゴトですかぁー

苛められフラグ立っちゃったよ~((((;゜Д゜)))))))

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