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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
21/273

寮③

お、お気に入りが100件突破だと((((;゜Д゜)))))))

「私にこれほどのプレッシャーを与えるとは・・・」


イエ、ガンバリマス

沙月さんの寝息が聞こえる

あぁ沙月さんより先に起きてコンタクト入れなけりゃならないのに・・・


眠れない


さっきの光景がまぶたに焼き付いてしまった


だって、沙月さんがいきなり脱ぎだすからだよ

ボクのせいじゃないよね


沙月さんは裸で寝る派だそうです

ブラは締め付けられると眠れないんだって

でもショーツは穿くそうです

生理の時はナプキン派だから穿いて寝るでしょ?

だから普段も同じなんだって


それにしても、柔らかそうなおっぱいだったなぁ

あぁ、おっぱいで興奮して眠れないだなんて・・・

心は男の子のまんまだって事か

明日からやっていけるんだろうか?

あ、違うな、やっていかなくちゃいけないんだ

うん・・・寝る・・・おやすみ



「※※※※※よ」

「※き※※い」

「起きろ~」

ハッ

「お、起きたね、早く着替えて食堂に行かないと食べられなくなっちゃうぞ」

「お・おはようございます」

「うん、いい子い・・・・え?どうしたのその目?真っ赤?え・・瞳が赤い・・・の」

「!!いや、コレはその」

「ヒカルさん、私はルームメイトなんだから、隠し事なんてしないで・・・

 大丈夫、おねーさんに話してごらんなさい」

「・・・あの、実は、その

 沙月さんアルビノって知ってますか?」

「ええ、メラニン色素を作れなくて髪の毛が真っ白になって瞳は血管の血の色が透き通って見える・・・

 でも髪の毛が・・・染めてるの?カツラ?」

「カツラです、ホラ」

と、カツラをとって髪の毛を見せる

「そういえば病気で入院してたって言ってたわね

 眉毛は・・・そうかマスカラを塗ってるのね

 気にしないでいいと思うわよ、だって綺麗よ、とても

 カツラのままでも綺麗な子って感じだけど、カツラを取ったらもうね

 息をするのを忘れるぐらいの美少女よ」

「でも、こんな色で目立ったらいじめられるかも・・・」

「はあ?ナイナイwこの学園でヒカルさんをいじめるなんて不可能よ

 ・・・まぁ好きにしたらいいか、気が済むまですればいいわよ

 でもね、この部屋ぐらいは気を抜いていいのよ」

「・・・はい、じゃあ朝ごはん食べにいきましょう」

「ってそんな服装そうびで大丈夫か?」

「大丈夫です、問題ないです・・・あ、じゃなかった、すぐに着替えます」


「おはようございます」「「「「おはようございます」」」」

「おはようございます」「「おはようございます」」

「ヒカルさん、挨拶はしっかりと、ね」

「はい」


朝ごはんはトースト、ポタージュスープ、サラダ、目玉焼きと牛乳でした

牛乳・・・うん、しっかり飲んで成長しないとね、色々と


食べ終わって部屋に戻ると登校の準備ですね

今日はHRと始業式だけらしいので荷物も最小限です

さっさと制服に着替えましょう


ん?・・・なんだろう?


沙月さんがボクをじっと見つめてた

!?・・・そうか!これが視線を感じるってやつ?

女の子になって能力に目覚めたのかな?

それとも・・・そうか、女の子には必須のスキルなんだね



「沙月さん、あんまり見ないで下さい、恥ずかしいです」

「あ、ゴメン、素で見とれてた

 それにしても真っ白で・・・うん、綺麗だね」

(#^^#)

「おお赤くなるとはっきり色が出るね」

「もう」

「ふふふ、さぁ編入初日気合を入れなさいね」

「ハイっ・・・あ、日焼け止め塗らなきゃ」

「そういえば、夏なのにストッキングってのも、ソレ用?」

「そうです、ボクの着る服はすべてUVカット加工がしてあるそうです」

「へぇ・・・だったら露出してる部分だけね、手伝うわね」

「ありがとうございます」



玄関まで行くと山崎さんが1通の封筒を手渡してくれた

中身は地図でした

教室の配置図で2Aの所と職員室に赤い○と先に職員室にくるようにだって

時間はまだ大丈夫そう


では、いざ・・・


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