表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
141/273

日本人なら温泉だろ?③

「ハッ!!」

「うっ!」

「まだまだ」

「ソコだー!!」

「あうとー」

「うがぁ~~~」

「まだまだ甘いな」


「クッ、我が人生に一片の悔い無し」

「美優、しっかりして、死んじゃだめだよ

 アヤさんも少しくらい手加減してくれてもいいでしょ?」

「ダメですよ、スポーツで手加減だなんて、冒涜です!」

「いや、スポーツって・・・温泉卓球(ピンポン)でしょ」

温泉卓球(ピンポン)をバカにしないで下さい!!

 スポーツに貴賤は無いんです!!

 たとえばオリンピック競技であろうとマイナー競技であろうとスポーツはスポーツです」

「アヤさんの言う通りよ

 正々堂々勝負した結果だから従うわ

 今日のヒカルの横で寝る権利はアヤさんの物よ」

「ちょっと待って、二人とも、スポーツで賭け事してたの?」

「あ・・・」

「あはは、えーと」

「スポーツを冒涜(バカに)するな~ってどの口?

 二人への罰として、今日のボクの隣りで寝る権利はユキさんにします」

「えー、そんなぁ~せっかく勝ったのにぃ~」

「ふふふ、驕る平家は久しからずよ

 私はどちらにせよ負けてたから実害ナシ!」

「美優も調子に乗らないのっ」

「ハーイ」

「お腹もこなれたし、そろそろ戻ろうか?」

「そうね、お布団も敷いてくれてあるだろうからね

 あ、少し汗もかいたし、もう一回お部屋の露天風呂に入りましょ」

「・・・今度はユキさんと入ろうかな?」

「「ゴメンなさい、もうヒカルを賭けたりしません」」

「ホントに?

 じゃあ、許してあげるね」

「やったー、それじゃあヒカルと温泉に入る権利を賭けて、もう一勝負よ!!」

「あ、アヤさん・・・orz」



「あ、雪が・・・」

「綺麗よね

 積もりはしないだろうけどね」

「それでも、露天風呂にチラつく雪って風情があるよね

 ボク、日本人に生まれて良かったって思うよ」

「温泉大国日本だからね

 日本全国に温泉があるしお風呂の普及も圧倒的だしね

 ホントに日本人はお風呂大好きだよ」

「そういえば、入院してた時は毎日お風呂に入れなかったからイヤだったなぁ」

「そうね、あっちはシャワー文化だからね~

 そうそう、シャワーだけじゃ体臭がキツくなっちゃうからね

 ちゃんと湯船に浸かるのが大事だからね」

「え!?そうなの?」

「うん、シャワーだけだと毛穴が開ききらないでしょ?

 そのせいで毛穴に汚れが残る、残った汚れが臭う、のコンボよ

 表面の汚れを落とすだけじゃダメなの」

「うっ、ボク、寮でシャワーだけで済ます事も多かったような・・・」

「ダメだよ、髪の毛を隠してた頃はしかたがないけど、もうみんな知ってるんだから

 恥ずかしがらずにね?なんだったら、私も美紀も美咲も時間を合わせて行くから」

「う、うん・・・でも、一緒だとえっちな事するでしょ?」

「し、しないって~さすがに他の人の目がある時にそんなイタズラしないよ・・・したいけど」

「ほら~、やっぱりお姉さまと行こうかな?」

「冗談です、ゴメンナサイ」


ほんとにもう

美優だとやりかねないもんね


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ