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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
1章 始まり
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始めての②

あ・・・ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『朝起きたらシーツが血の海だった』

な・・・何を言ってるのかわからねーと思う

ボクも何が起こったのかわからなかった・・・

頭がどうにかなりそうだった・・・

催眠術だとか殺人事件だとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗をあじわったぜ・・・

(AA略)



朝から変なテンションですいません

お腹痛いです( ;´Д`)

何もする気力が湧かないというか

痛み止めを飲んだせいか、頭がボーッとしてます

女の子って毎月こんなに大変なんだなぁ

ユキさんはさすがと言うかなんというか

顔色一つ変えずにテキパキと、そのー後始末をしてくれました

その間フリーズしてました、すいません

慣れないといけないね

アヤさんはお赤飯を手配しようとして、ココがアメリカだったのを思い出し、悔しがってました

まぁそんな事もあって今日はリハビリもお勉強もお休みにしてもらいました

ユキさんが気分転換にお散歩に誘ってくれたので、車椅子に乗ってお散歩中です

あ、歩いてませんね、お散乗?ニホンゴムズカシイ

病院の建屋内だったらOKを貰いました、屋外はNGだそうです

あ、アヤさんはっけーん

お電話中かぁ仕方ないや

「・・・海外出張中なのよ、それで夏コミには間に合いそうもなくって・・・」

側を通る時に少し聞こえてしまったけど、盗み聞きは良くないので聞かなかった事にしないとね

でも、アヤさんボクのせいで日本に帰れないのかぁ

夏コミってなんだろう?知らない単語だなあ

病院じゃググれないし、アヤさんに聞くわけにもいかないし・・・

まぁいいや、深く悩まないのがボクのいいところだよね


しばらく行くと、病院内の喫茶がある

でも、ボクはまだ刺激物はダメだから、ココを通るのは目に毒なんだよね

あ、キャロル先生はっけーん

『キャロル先生!ココでサボりですか?』

『ん?ヒカルか、人聞きの悪い事言わないでね、他の人が本気にするからw』

『ゴメンなさ~い』

『ところで、今朝から月経が始まったそうだね

えーとこの記録だと前回が・・・う~ん、まだ不安定な時期のハズだからなんとも言えないか・・・しかし出血量が多いのも気になるな』

『え?前回ってなんですか?』

『あれ?言って無かったかな?キミは4ヶ月前に初潮を迎えている、前回は2ヶ月前だから今日始まったので3回目になるわね』

『えーーー!?そんなぁ、朝から慌ててたボクとアヤさんは・・・』

『ご家族には知らせてあるよ、ちゃんと子供を産める体だって

そこのユキさんも慌ててなかったでしょ?』

『確かに・・・でもユキさんはベテランだからとばかり・・・』

『まぁ周期が長すぎるのと出血量が多いのは経過観察にするとして、髪も生えてきたね

色は予想通り白いね、ツヤもあるから蛍光灯の光を反射しただけで・・・プラチナシルバー・・・ねぇコレ切っちゃダメよ』

『え~先生の趣味だからっていうのは無しですよ』

『(-。-; いやそんな事は無いわよ、いくらなんでもそんな公私混同は、ははははは・・・はは・・イヤ、これはその、そうそう、メラニン色素が無いぶん少しでも紫外線から身を守れるようにガードするために必要なんだ、ウンウン』

『そう言われると、そうですね伸ばした方が・・・わかりました』

『それじゃあ、リハビリ頑張るんだよ、このままだと、8月ぐらいに退院出来るかもね』

『!ハイ、頑張ります』


「ユキさん、8月ぐらいに退院出来るかもだって、それと、紫外線対策で髪を伸ばしなさいって」

「ハイ、日本へ連絡して置きます、あぁ、お嬢様のお(ぐし)の手入れが出来るんですね(((o(*゜▽゜*)o)))」

ユキさんは顔に出るのかぁ

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[一言] おい、騙されてんぞ!? 「·········てへ?」
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