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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
2章 学園中等部2年生編
124/273

クリスマス会の準備をしましょう②

『咲良先輩、それで準備はどうするんですか?』

『え?』

『だからクリスマス会の準備は?』

『???』

『あの~会場の手配とかは大丈夫なんでしょうか?』

『会場って・・・どうして?』

『え、あの、クリスマス会するんですよね?』

『ええ、するわよ、期末テストが来週の金曜日に終わるから金曜の午後よ』


『ちょっと待って下さい、さっきから咲良先輩と玲子の会話が噛み合ってません』

『ビアンカちゃんの言う通りよ

 一度情報を整理しましょう』

美優、がホワイトボードに書き出していく

・クリスマス会(追い出し会)

・プレゼントを用意

・来週、金曜日の午後

・内容?

・会場?

・バナナはおやつに含まない

『こんなトコロでしょうか?

 初めての4名の認識です』

『そっか~、そうだよね

 うんうん、バナナは別枠だよね

 それじゃあ、私が』

と、美優からマーカーを受け取った仁美先輩が書き加えて行く

・内容(いつものおしゃべり、クリスマスケーキ付←千秋ちゃんが用意)

・会場(ココ)

『・・・あの、もしかしてケーキとプレゼントがあるだけで、飾り付けも無しだったりします?』

『ぴんぽーん!ヒカルちゃん大・正・解!!

 あ、でも飾り付けが無いのは期末テスト最終日の午後にするから誰も飾り付けをする余裕がないからよ』

『それじゃあ、準備ってプレゼントの用意だけなんですね』

『そうよ、お小遣いをやりくりして、いかにセンスのいいプレゼントを用意するか・・・なのよね

 そのタイミングでお小遣いを半分にされた縁ちゃんは大ピンチなのよ』

なるほど~メモに追加しておこう

・黄色

・プレゼント

『それでは、プレゼントを受け取る部長の情報を詳しく知ればいいプレゼントを思い付くかもしれません』

美優がホワイトボードを裏返し、情報を書いていく

・北野 小梅

・18歳6月24日東京生まれ

・3歳から約9年間ロンドン在住、中等部から日本へ帰国

・身長164cm体重54kgB86(C)W61H88

・コーヒーは苦手

・視力は悪くコンタクトを使用、風呂上りから寝るまでの間のみメガネを使用(←レア)

・ケーキの好みは甘酸っぱい系


ふむふむ、メガネかぁ

メガネ美人もいいよなあ

とりあえずメモに追加だね

あれ?メガネってどんな漢字だったっけ?ローマ字でいいや

・黄色

・プレゼント

・コーヒーは×

・megane


って・・・あれ?これって個人情報だよね?


『ちょっと、美優!どこからそんな個人情報を・・・』

『何処って・・・ヒカルに接触する可能性のある人物の個人情報はすべて管理されてるわよ

 あえてここには書かなかったけど、携帯番号やメアドもあるわよ

 もちろんここに居る人の個人情報も交友関係もあるわよ』

『『『ぎゃ~~~~~』』』

『私の体重がぁ~』

『バストサイズは非公開でお願いします』

『彼の事はバラさないで~』

『『『!!!』』』

『今、何て言った?彼、だと?』

『あ・・・』

『由香里、詳しく話してもらうわよ

 とりあえず、中等部の子には知ってはイケナイ事もあるからここで一度解散にするわ』

『え~中等部だって知りたいです』

『咲良先輩は横暴デス』

『リア充爆発しろ』

『雪も月も・・・ダーメ、今日の所は高等部で尋問するからね

 内容的に中等部に話してもいいかなって思ったらちゃんと話してあげる

 それと、花・・・ちょっと怖いよ』

『それなら我慢するです』

『報告を待ってるです』

『怖いだなんて・・・咲良先輩もリア充?・・・な訳ないですよねー』


大村先輩って彼氏が居るんだ・・・

女子高生だもんね

居てもおかしくはないけどね

ボクもいつかは男の子と?


無いよね、想像できないモン

少なくとも今はね

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