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ボクはTSお嬢様?  作者: 胡桃
1章 始まり
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初めての①

「はいそれでは行きますよ、せーのっよいしょ」

フゥー、便座に座るのも一苦労だなぁ

でも、オムツだけは絶対いやだ

ボクがトイレでしたいとお願いしたらユキさんは嫌な顔どころか

「お嬢様が始めてワガママを・・・☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」

イヤ、ユキさん顔文字の使い方間違ってますから

・・・メイドさんってそんな反応するんだろうか?それともユキさんが変な人??

まぁ、悪い人じゃない事だけは確かだから、深く考えないようにしよう


「よろしいですか、それでは説明させていただきます

 女性は男性と違いおしっこの時もトイレットペーパーで拭かなければなりません、振れないですからね

 そうしないとショーツに尿が付着するので不衛生になり、匂います

 また、大便の時に後ろを拭く場合は手をお尻の後ろから回してお尻の方に向かって拭き上げるようにして拭いてください

 前から手を入れて拭いてしまうとお尻を拭いたペーパーが触れたりして、膣や尿道に雑菌が進入して病気になってしまいますのでお気をつけ下さい」

おーナルホド、男だった時は気にも止めてなかったけど、女の子はたいへんなんだなぁ

「それではお嬢様、車椅子に戻りましょう、しっかり掴まって下さいね、よいしょ」

「ごめんなさい重いでしょ?」

「いいえ、大丈夫です、お嬢様が重かったら、世の中の女性は全員肥満になっちゃいますね

 それにお嬢様をこの腕で抱けるだなんて、お嬢様付の特権です」

病室に戻るとアヤさんが待っていた

「お帰りなさい」

「アヤさんただいま~初おトイレ成功~」

「初?あぁそうか、入院後ね?でも若いって凄いわよね~回復の速さが段違いよ

 私も仕事柄訓練で打撲とか、小さなケガは日常茶飯事なんだけど、近頃治るのが遅くなってきたのよね

 いいなぁ、若いって・・・

 それよりも・・・あぁうらやましい

 その真っ白な肌

 触ってみたい、でも触れたら壊れそうな・・・

 あぁ抱きしめたい~ほおずりしたい~

 ダメよアヤ、勤務中よ、警護対象なのよ!!」

「・・・あの~アヤさん?」

「へ?・・・もしかして・・・声に・・・出てた?」

「はい、おもいっきりw」

「ごごごごg・・ゴメンナサイ、すいません、もうしわけありません、見るだけで我慢します」

「ぷっ」

思わず吹き出しちゃった・・・

ユキさん・・・ほっぺがヒクヒクしてる~

そうかぁメイドさんは笑っちゃいけないのか・・・_ф(。。)

「じゃあ、次のおトイレはアヤさんにお願いしようかな?車椅子からトイレまで自分で移動できないからだっこしてね?」

「!!!はははは、はい!わかりました、行きましょ~そうしましょ~さっそく行きましょ~」

「って、今出した所なのにそんなにスグ出ないよ~w」

「そそそ、ソウデスヨネ・・・でも次は絶対私がお供しますからね、約束ですよ」

「うん」

「それじゃあ、いつものように病室前のベンチにいますので呼んで下さいね」

そういって、部屋を出たアヤさん・・・なんだけど

見てしまった・・・部屋を出る時のガッツポーズを

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