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【音闇クルフィ】  作者: たくひあい
ミライとめぐめぐ
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天野シズカ











――――天野 シズカが目撃されているというのは本当なんですか?

彼女は数年前に逮捕され、その後、警察関連病院でがん患者として入院しそこで失踪したはずです。


――――あぁ。それが、再び手配書が出回ることになるかもしれんと、印刷会社が言っていた。ナナカマド、お前は聞いて居なかったか。



――――手配書……


――――やむを得んよ。今や、あいつも機関の共犯だからな。

我々には私情を挟むことも出来ない。

スパイに、薬物提供、彼らのしたことを思えば……



――――えぇ。承知しています。

私はただ、天野シズカが、まだ存在しているという事に、驚いていました。てっきりあのまま、亡くなっているという風に、



――――いや、やつはぴんぴんしておる。

いつまでかはわからんが。

 ドローンからも目撃情報があった。天野シズカが何処かに潜んでいることは明白だよ。



――――という事は、桜さんが……


――――どうかはわからん。ただ、彼が今度の選挙に出馬するという噂はある。天野シズカの熱心なシンパだ。


──私が聞いているのは、

メギルディアを利用したクラウディアを作ることと、未だ魔人計画が構想されているという事……


──奴等にも困ったものだ。どうしてそうも先急ぐのか。データが揃っているわけでもなかろうに。


──表向きの協定が生きているうちに実験計画を捩じ込みたいということでしょう。結果がどうなるのであれ。何にしても距離を詰めすぎるのは、あまり推奨したく無いんだがな……

いざというとき、何も出来なくなる



────ハハハハ! 

戦う意思も、誰かのように自ら歩み出て命をかける覚悟もない連中だ。

アレ自体がリスクだというのに、

リスクを減らしたいから等と戯言を語っておった。何もできんよ。ただの足手まといだ。


────…………


────……かつての傷痕も癒えぬうちから、まるで、弾切れで着剣するみたいに……

────……


────お前はどうする?


────たった今、管理室の計測器がタワーのとは異なる、しかし高い波長を計測しています。さっきから中和点を設けるかと聞いてくる。


──滴定レベルが指定されていない魔力……


────彼らは、人間以上に耳が良く、音で周囲を理解しますから。何かと交信しているのでしょう。


────地点の座標をくれ。

ドローンの映像を送る。


(2023年1月20日21時45分)








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