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ラッキーガールズ&ボーイズ  作者: 栗田 ケイジ
第一章 ラッキーガールとラッキーボーイ
1/68

始まり

初めての小説投稿で気を付けてはいますが方言が入っていたらすいません。

ごゆっくりおたのしみください。

「もしもし、風香ぁ。ゲーム届いたよ」




私の名前は白崎 藍

かなりファッションが進展した現代街中には黒髪の女の子も多くない世の中になってきた。

こんな前置きを入れたのはもちろん私の髪は水色短髪なのだ。透明がかった水色の目をしていて、チャームポイントは頭から伸びた1本のアホ毛。テンションに応じてぴょこぴょこと動く‥・らしい(風香談による)



そんなことはさておき、私は今届いたゲームについて親友の紅 風香と電話をしているのである。




「そっかぁ‥でもごめんね、高校では部活やってない分勉強面でママにきつく言われてて」




電話の相手である紅 風香は茶髪長髪の透明がかった赤色の目をした女の子で超スポーツ万能少女である。

中学時代は全ての部を兼任してエース級の活躍をするも、おとなしく控えめで打ち解けた人としか中々話せない性格だ。自分の意見を言えず、部活間での取り合いで度々言い争いが行われていたんだ。

その為高校では部活に入りたがらず、様々な部からの勧誘を中学時代に言い争いをなだめていた私が断っている。




おかしい、絶対におかしい‥こういう、いかにも『控えめ系おっとり女子』みたいなタイプの女の子は運動苦手で超絶イケメンに守ってもらうのが定番じゃないの??何スポーツ万能って?

そんな思いを心の片隅に抱きつつも、何だかんだ気の合う親友なのである。





「いや、いいよ全然気にしないで、風香も勉強よりスポーツ派なんだし… 夏休み明けの総復習テスト頑張ろうね。」





「うぅ‥折角藍が誕生日プレゼントに予約してくれたゲームなのに本当にゴメンね‥良かったら先にゲームを進めててよ。」



くぅぅかっ可愛い‥じゃなかった。私の学校は学期のテストを休み明けにやる高校なのである。悪魔だ…。


以前風香に家で出来る趣味が欲しいとの相談があった。

7月28日に17歳の誕生日を迎えた風香に体を動かして二人で冒険しようと8月中旬発売のVRMMOのゲームを予約しプレゼントしたのである。




「いいよいいよ、私なんか16歳の誕生日の時アクアマリンの宝石貰っちゃっているし、逆になんか‥ゴメンねゲームで‥

先に進めてサポート出来るようにしておくから!!」




私は3月11日に16歳になった時に風香からパワーストーンをプレゼントしてもらったのである。我ながらこの女子力は羨ましい‥というかそれでスポーツ万能とか全てが羨ましい。





「私は今一番欲しかったものを貰えてすごくうれしいよ!!

でもね、藍ちゃん‥絶対すぐに追いつくし負けないから。また始業式でね。」



藍ちゃんと呼ばれたとき背筋が伸びたのはここだけの話である。風香は大の付くほどの負けず嫌いで、闘志を燃やした時は藍ちゃんと呼ぶんだよねぇ。




そんなこんなで風香との会話を終えたので早速ゲームを始めることにした。


「ええっと‥ゴーグルをして‥ゲームをスタートっと」


そこにはゲームの初期設定の風景があり様々な武具やステータスポイントの振り分け

名前の登録などを行う場所だった





「名前どうしよっかなぁ‥名前が藍だし‥少し捻ったほうが‥

そうだ!アクアマリンから取ってアクアにしよう!」


アクアマリンは藍玉とも呼ばれていて、私の誕生石なのである。






「ステータスポイントはぁ‥バランスよく‥っても私不器用だから器用さは要らないか」


ステータスポイントは最初に150ポイント分振り分けられる。


アクア

レベル1 STR50 DEX0

HP40 VIT40 AGI30

MP20 INT30 LUK0


このゲームは運にはステータスポイントは振り分けられず身についてくるものらしい。

力、防御、知力、素早さに何の特徴もなく振り分けてthe一般的なプレイヤーを目指しスタートボタンを押した



「パンパカパーン!!おめでとうございます!!なんと登録者ちょうど10000人目のプレイヤーです!!」


「ふぇっ?えっ?はぁ‥」


当然の事ながら戸惑ってしまう。スタートして直前にパンパカパーンなんてマスコットキャラクターみたいな奴に言われても困惑しかない。むしろ怪しいよね。






「10000人登録者記念として運を99999贈呈とチートスキルを授けよう。

しかしスキルはシークレット。自分で見つけてください。」



「でも10000人都度チートスキルを与えていたらチート感出なくないですか?」



もはや困惑しすぎて99999の運がどれほどかまで考える余裕がない。







「いやぁ、本当はね‥7777人目のプレイヤーにチートスキルを与えたんだけどね‥

彼、料理しか興味なくて‥イベント盛り上がらなさそうだから‥ラストチャンスでね」


なるほど、運営さんにも色々と苦悩があるようだ。





「分かりました!!私が一生懸命頑張ってイベントを盛り上げます!!約束します」


「アクア殿ありがとうございます。お約束の印にこちらの黄金のニワトリを授けます」


「ありがとう!じゃっ行ってきます」


「ちょっと待ってアクア殿まだニワトリの説明が‥行ってしまった

何も変な方向に行かないといいのだけど‥」


この後アクアこと白崎 藍ともう一人の少年により振り回される日々が続くのは知る由もない

のんびりと更新していきます


次回もよろしくお願いします。

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