簡単なキャラクター紹介
これまでに登場したキャラクターの簡単な紹介
カイト(・グローラット)
人族 9歳
2度の悲惨な人生を経験した、天涯孤独の少年。
テイルの手によって異世界にやって来た。
『人恐怖症』を患い、人に対して恐怖心を感じてしまう。
リハビリをしてからは、“恐怖耐性”の効果で抑えられている。ただし、恐怖耐性の効力を超える恐怖心は抑えられない。
普通の環境にいた試しがないために、常識に乏しい(悲劇的に)。エアリス達と家族になってからは改善の傾向。
エアリス達のおかげで、家族の温もりを初めて知った。それからは家族大好きっ子に変貌。
多くのトラウマを持っているが、それを自覚していないため、そのトラウマと似た状況になるとよくパニックになってしまう。
自分が知らない事は、ラノベから得た知識に頼る癖がある。
炎系の魔術を好んで使う。
自分の精神年齢は大人だと『本気で』思っているが、実際は5〜8歳くらいである。決してショタジジイではない。
テイル
神(仮) 年齢 地球より年上
自らを神(仮)と名乗る男性。
地球を含め、複数の世界の『魂の循環』(死んだ者を生まれ変わらせる事。要するに転生)を担当する人物。他にも色々いるらしい。
カイトの名付け親で、“2度目の人生”はこいつのせい。
そのお詫びとして、記憶を持ったまま3度目の人生へカイトを送る。
おっちょこちょいとも取れる性格。(自覚無し)
魔力量によって魔術、魔法のレベルが上下することをすっかり忘れていた。
それと同時にとてもおせっかい。
カイトのために、わざわざエアリスへお告げを出したり、カイトが森へ逃げ帰った時は『時間ができた』と嘘をついて姿を現した。(その後地獄を見た模様)
自分を神と誇示しない。それによりテイルのいる空間では『全て平等』とされているらしい。
カイトがテイルにだけ普通に会話する事が出来たのは、実はこれのおかげだったりする。
カイトが転生した世界では“生命神 テイル”と崇められている。
本人は『神的な存在だ』と言っているが、正直なところ神と名乗っても間違いは無いと思う。
ちなみに、カイトが『謝るのには暴力が必要』と気がついたとき、ずっと「いやいやいや違う違う違う」と1人でつっこんでいたらしい。
エアリス・グローラット
人族 27歳
カイトの母親。
9年前に我が子が水子となってしまった女性。
長年自分の子供を持つのが夢だったために、その分ショックは大きかったらしい。
その時、テイルから『水子となった子の魂を転生させた。数年後に森で出会う』と言う、お告げを受けた。
森でカイトと出会った時点で、息子だと確信していた。
カイトのために自分を犠牲にしようとしたほど、心優しい性格。溢れんばかりの母性でカイトと接し、心を開かせた。
結構涙もろい。
グレイス・グローラット
人族 31歳
カイトの父親。
エアリスの夫で、グローラット領の現領主。
妻思いの性格で、カイトとエアリスが一緒に居られるようサポートしていた。本当は自分もカイトと接したかったが、我慢していた。
カイトと初めて会った時に、勘違いで怖がらせてしまった事を実はまだ悔やんでいる。
色々あってグローラット家へ婿に来た。
領主としての腕は確かで、領民からの信頼も厚い。
ティカ
人族 48歳
グローラット家のメイド長。
エアリスが幼かった頃から面倒を見ており、絶対的な信頼関係を築いている。
新人のメイドを庇ったことにより、肩に重い怪我を負っていた。だが、カイトのポーションで完治する。
お告げを受けたばかりの頃のエアリスが、毎日のように森へ行っていた時は苦労したと言う。
そして未婚。
ついでに。
聖騎士長 (ギール)
人族 25歳(故)
クズ人間である。
テイルから加護(間違い)を受けてから、そのクズっぷりを発揮。
“不消火”と言う炎上位魔法を“裁きの神炎”と言い間違えていたが、なぜか使えてた。多分加護の効果。
カイトに嫉妬して手を出したが、見事に返り討ちにあう。
クズ人間だけど信仰心は一応本物。ユーアーデット。




