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第1章
高3の夏
僕は人生で2人目の彼女ができた。
友達の紹介だった。
一目惚れし、猛アプローチの末付き合うことができた。
今思えば、1人目の彼女は最悪だった。
どぎつい化粧
醜いたらこ唇
あざとさが垣間見える、男への媚び
全てが最悪だった。
なぜこのようなひどい女と付き合ったのだろうか、何度考えても謎である。
まさに黒歴史
ニ度と思い出したくない
一転、2人目の彼女
白い肌
スラリと伸びた脚
溢れ出る清楚さ
清廉可憐の一言につきる
僕は心に決めた。
この人を一生大事にしようと。