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我が人生の懺悔録  作者: アルファオメガンマ
小学生編~大人不信の出来上がり~
2/10

幼少期〔小学校卒業まで〕2

俺の記憶が確かなら、小学校3年位の話だ。


近所のタバコ屋からタバコを盗み出して、悪友達と分け合った。


当時は、悪い事を出来る奴がカッコイイなんて考える年代だった。



覚えは無いだろうか?


周りの真面目君とは違うんだ俺は。

アイツらが出来ない事を出来ちゃう俺すげえ。



今にして思えば馬鹿なだけなのだが、普通にこう思っていた。


ケツの青いガキが粋がって意味も分からず非行に走って、自画自賛していたのだ。


当然ながら、周囲の反応は冷めたものだ。


いつの時代でもルールを破る愚か者には世間は冷たい。



ある店では俺を見ると、露骨に顔をゆがめる、売買拒否もあった。


金は払うと言えば、どこから盗んできやがった!?と怒鳴られた。


買い物が出来ても、後で家族に俺の所持金を確認された。



家族すらも俺を信用しなくなってきていた。


登校前に少し姿が無いと、どこかでタバコを吸ってきたに違いない。

そう勘繰られもした。


全ては因果応報と言えるだろう。



当時の俺は、そうは思わなかったのだが。


俺をそうまで信用しないなら、それなりの人間になってやる!



そんな考え方をして、行ないを正そうともしなかった。


周囲との溝が深まる中で、俺は順調に進級していった。

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