錬金術
簡易鑑定メガネをつけて、ガガニポナの枯れ葉を凝縮機で小さい球状にする。
さらに変換機で液体にして、瓶に入れる。
そのままの方がいい素材もあるが、枯れ葉なんかは凝縮がいいらしい。
変換機は、元の性質そのままに固体から液体に変換できるものだ。
逆に液体から固体に変換出来るものもあるし、気体を液体や固体に変換出来るものもあるが、今はそれは使わない。
ガガニポナをはじめ、異世界の植物は再生力と成長力が強い。
だから、一般的にポーションと呼ばれる物に加工する。
ポーションにも色々種類があり、自己治癒を促進する再生タイプや、怪我の前の状態に戻す回帰タイプや、最前の状態にする進化タイプなどがある。
「完成。」
今日は、ガガニポナの凝縮液を1瓶作った。
採集してきたガガニポナの枯れ葉は全て使ってしまった。
魔力もほとんど残っていない。
次の日の朝、灯花が凝縮液について聞いてきた。
「アカル兄、凝縮液見せて!」
「ほら。枯れ葉67枚を凝縮したから、かなり強い効果になってるだろ?」
「アカル兄…。これは失敗かも。」
「どういうこと?」
「葉には1枚1枚個性があるの。それを調整しないで混ぜると雑味がでちゃうんだよ。」
「…そうなのか?」
「錬金術は難しいんだよ。そうだ!しばらく、私がアカル兄の面倒見てあげる。アカル兄的には、だめって思うかもしれないけど、素材泣かせは許しません!」
「わ、わかったよ。錬金する時は、声かけるから。」
「よろしい!」
それからガガニポナの扱いを灯花から学ぶ。
「ガガニポナの枯れ葉じゃ、失ったものまでは治せません。逆に言えば、切断されたりしても揃っていれば治ります。一応、部位欠損した部位を培養したりする方法もあるけど、ガガニポナでは無理です。ところで、アカル兄は何を作ろうとしたの?」
「クラスレベルを最大にする何かを作るための手がかりを掴めればと思って…。」
「…そのために、ガガニポナって。歴史の勉強をするために、数学の問題解くような暴挙だよ!」
「…そうなんだ。」
「アカル兄は、頑固だけど、そこは意地張るところじゃないよ。やり方は誰かに聞かなきゃいけないと思う。」
「面目ないです…。」
「落ち込んでる暇ないよ!今日からしっかり、素材集めてね。」
「わかった。」
必要素材
・称号:王種を持つモンスターの血
・白帝樹の実
・キングリッチの王冠
・水の大精霊が住む泉の水




