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ゲートと異世界と探索者  作者: 悪役
3/12

初めてのゲート探索

ゲート。

それは、異世界への入口。

人ならざる物の住まう場所。


探索ライセンスを持つ者たちは、異世界で、モンスターを狩り、資源を収集する。

異世界へのゲートは現在見つかっているっだけで、世界に10万以上存在し、SランクからGランクまでの8ランクにランク付けされ、管理されている。


管理は、政府主導で行われているが、資産家などに売りに出されるゲートもあり、四条家も5つのゲートを保有している。


保有しているゲートのランクは、G、F、F、E、Cだ。

今日、俺は四条家のGランクのゲートに入る。

移動は、転移の魔道具を使う。

転移先は、山城県。

今回のゲートは、植物資源が多数見られる場所につながっている。


空間にヒビが入ったようなゲート。

覗き込むと森が、広がっていた。

今からここに入る。

高揚感と緊張。

そんな俺の様子に気づいたのか、今回の資源収集の四条家お抱えの探索者のリーダーは言った。


「ゲートの近くは、こっちの世界につながっているから、マナが薄い。モンスターは、強い者ほど、マナを食らう。つまり、ゲートの近くに出るモンスターはザコだ。俺達もいる。大船に乗ったつもりで大丈夫だぞ。坊っちゃん。」


「うん。ありがとうございます。」


「ははは。何かあるときは、必ず前兆もあるから変だと思ったら退却さ。」


「何かなんて転移魔道具が誤作動するくらいの確率でしか起きないだろ?」


「そうだがな。一応、先輩探索者として…。」


ワイワイ盛り上がり始める探索者たちを見ていたら、いつの間にか緊張はなくなっていた。


ゲートを通って、世界をまたぐ。


まあ、何ともなかった。

それより、異世界はでかい。

木の幹は家くらいで、葉は俺の身長くらい大きかった。


「勇斗は、坊っちゃんの護衛。他の皆は、15分後に集合。怪我ないようにな!」


「「「了解!」」」


各々、一瞬のうちに勇斗さん以外のメンバーが消える。


俺が驚いていると、勇斗さんは笑った。


「ははは。坊っちゃんも早く採集しな。倒せんならモンスター倒しててもいいぜ!」


言われて、すぐに動く。

落ちている丸太サイズの木の枝や、落ち葉を片っ端から集める。

収納の許す限り、入れまくる。

一匹大きな茶色いダンゴ虫が出てきたが、相手はしなかった。


15分後、メンバーはしっかり戻ってきた。

リーダーは、それを確認し、俺達はゲートに戻った。


自分の採集結果。

ガガニポナの枯れ枝×13本

ガガニポナの枯れ葉×67枚


かさばるので、収納袋に入れたままだ。


リーダーたちは、ガガニポナの花や、若枝、若葉に車サイズの実まで採集していた。

さらに、熊サイズの森大ネズミやジェットコースターのレールのような鎧ムカデの亡骸も見せてくれた。


「坊っちゃんはゲートの半径100mくらいまでが、安全ラインってとこかな。もっと外に行きたければ、鍛えることだ。」


怪我もなかった。

採集も出来た。

初の異世界遠征は、成功ということにしておこう。

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