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第4章 チート全開 第04話 研究所

この物語は、我々の世界とよく似た、別の世界の話である。


 前から検討していた案件のまとめで研究所にきています。


 僕の部下7人      

 ビル・ベリー     米 18 厨二病爆進中。子供だよ。

 カーン・フラナガン  英 31 バランス感覚がすごい。

                 常に両方のバランスを提案する。

                 ユーモアセンス。

 キニスン・ホーリ   米 22 この若さで、物理学の権威。

 ハル・マクナル    独 18 数学の天才、閃くらしい。

 チャン・コウ     中 21 理論家、天才肌。

 カレン・ホール    仏 32 グラマラス、

                 男を手玉にとる悪女がピッタリ。

                 優しいよ。

 イワン・ダニエル   露 21 見た目は岩みたい、話さない。



 久しぶり、みんな元気そうでなにより。

 この前の案内係り お疲れ様でした。あの時は、記憶がなかったから、気がつかなくて、ごめん。


 皆んな、笑顔で 「久しぶり、前よりワイルドになってた。」「たくましくなってた」

「ホントに」「ガタイが、良い、イケメンよ」「ん」「体術やったらその身体になるの?」

「お前は無理、飽き性やし、毎日やるから辛いで」

「習慣になっているから、気にならないよ」

 雑談して、近況報告した。

 彼らの下に7人の部下、さらにその部下が7人と、増えてます。

 総勢500名程 北アメリカ 南アメリカ アジア アラブ 欧州  オセアニア に分散している。

 世界中の膨大な情報なので、7人だけでは処理しきれない。 


 ここは、トップシークレットの部屋、ここに入る権限(僕、姉、彼女)はDNA認証の生体認証で守られている。

「ハル 元気か?」

「不具合はありません、あなたはお疲れ気味ですね、必要なら、処方箋を出しますよ。」

「いらないよ、若いし寝れば明日には、全快さ。」


 ハルは僕が作成した、学習する機械(AI)

 分析能力は人間を越える、与えるほど、精度があがる、予測選択肢も角度が上がる。

 100m四方の部屋の中に、機械群とインターフェースが置いてある。

 僕のこの能力をハル(AI)に与えた。

 自己増殖しつつ現在は、この容量となっている、今後も必要に応じて、拡張する。


「ここは寒いから、出るわ。」

「人間には適さない環境です。」

 鋼鉄の扉を出てゆく。


 今日きたのは、彼らに仕事を与えることが目的。

 僕の仕事が増えすぎて、疲れるのよ。

 彼奴らに振って、僕は遊ぶ予定。


「皆んな薄々は気づいていると思うけど、皆んな あの日を境に、賢くなったでしょ。仕事が早く片付くでしょ。」

「でね、仕事を振ろうときたわけです。力は使わないと勿体無い。」

「当然、君たちの部下でも、変わった子もいるだろうから、どんどん、仕事与えてください。」

「レポートは見てるでしょ、世界の仕組を変えるつもりだけど、百年かけてやるから、子供達に託す。」

「これから先は、危険もある、したがって、住居も研究所の中にしているし、ここだけで、1ヶ月は生活できる。」

「ここの技術を政府に売ります。」

「当然、会社が独占して受注します。一人勝ちは敵を作るから、企業連合にする。」

「つまり、M&A と 持ち株会社の繋がりで、アメリカの資本をここへ集約させる。」

「僕は、影に徹します。」

「君たちも、存在は無いように、してね。」

「この研究所は、倫理監視装置が付けてあり、ハルが見ている。

 人間はしがらみで本意と違う行動をとるからね。」

「ゲートの丸いボールに手をかざしているでしょ、あれ、僕が作った。」

「エラーが出ると、身体検査でガードマンが張り付く。お帰りいただくまで。」

「時々、荷物の運転手や、食堂の従業員、掃除の用務員、果ては社員までと事案が多くなっている。」

「絡めてで、攻撃している彼らには、こちらも攻撃はセーブしている。

 家族を巻き込んだら、殺すよ。」

「いい、ここは、戦場です、本気で、潰しに来たら、自動迎撃で相手してあげなさい。」

「はい、長々と一方的に話したけど、わかる相手だからね。」


「はい、先生」 

「なんだね、えーと ビル だったけ」

「名前くらい覚えてくださいよ。」

「技術は売るとしても、全部では無いでしょ、どこまで売るの?」

「いい質問ですね。」

「 グローバルネットワーク(IT)技術 

 倫理監視装置 

 学習する機械(AI)ハルの姉妹機

 自動迎撃システム

 防衛建築物

 生体認証 

 以上です。

 」 


「それ、ぜんぶやで、先生。」

「いやいや、わかっていないね、ここの社員は売らないよ、一番高価な商品ですからね。」

「機械は作れる、ハルは僕の分身だから売らないが、政府に出さないわけにはいかないので、姉妹を作る。」 


「質問ですが、販売価格はどれだけになりますの?」

「カレン、それもいい質問ですね。 それを、見積もって欲しいのですよ。」

「一気には進めないので年度計画で進める」

「 優先度は、

 1、グローバルネットワーク(IT)技術 

 2、倫理監視装置 

 3、学習する機械(AI)ハルの姉妹機

 4、自動迎撃システム

 5、防衛建築物

 6、生体認証 

 でいいのではないかな。

 多分一兆ドルは必要だろうね。

 軍事力はいくらでも必要だし。

 国家案件だし。


 君たちが、見積もり書と年度計画書まで作るでしょ、それを父が、政府に売り込みいくわけですよ。

 見積もりは、1ヶ月で作ってください。

 技術は完成しているから、資料をまとめるだけ、国家レベルにブラシュアップするだけ。

 それに伴い、うちが必要な、会社を見繕って、M&A する。ニコニコ

 」


 話すだけ話したら、サッサと帰る。


 残された彼ら、

「鬼か、丸投げだよ。」「いつものことでしょ。」「そうね、人間にはみえないわね、情けがないもの。」

「やる気がみなぎってきた、子供の未来がかかっている。」「聞かなきゃよかった。」

「...」「あれほど、僕たちを気にかけてくれてた事が嬉しいのだが、本気の彼は恐ろしいと感じたよ。」


 後日:


 父が売り込みに行き、政府も順次実施する事になりました。

 一部で問題になったのが、倫理監視装置で防衛省長官が試したら、ERRORが出て欠陥があると捲し立てた。

 うちの施設で使用実績がありますので、欠陥はありませんが、政治を行う上で、正邪併せ持つ度量のある方々でないと務まらないです、私どもにはとても出来ない国家レベルの決断でしょうから、この判断が出たとしても、やむを得ない事でしょう。と煙に巻く、おだてりゃなんとかなるさ。

 グローバルネットワーク(IT)を外国にも売りたいと伝えた所、最初はNGとなりましたが、そこはセールスの腕です、「暗号装置は売りませんから、相手の情報を取り放題ですよ。美味しい餌をちらつかせて、大物をゲットすることもね、ネットを監視しているだけで、濡れ手で粟状態、どうです?。」「すぐに売りたまえ!」

 チョロいね。

「越後屋、お主もわるよのう!」「ビジネスね」「そうですね」


 各担当者「売りまくるぞ おー。」


 僕は、次の一手をどれにするか、神様の言う通り、ちちんぷいぷい、ちちんぷいぷい。


高度な文明を持つ知性生命体でも、人と変わりない日常(喜怒哀楽)。


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