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第4章 チート全開 第01話 石油

この物語は、我々の世界とよく似た、別の世界の話である。


 今しかないとばかりに、自家用機に乗り、父と僕と随行員2名、ガードマン2名でサウジアラビアへ。

 姉は却下されました。

「熱いとこにいきたくない、30時間もいや!」

「星の王子さま希望よ!」


 父と父の随行員2名(国関係)、ガードマン2名(金)で、リヤドで降り、ラクダに乗り、商談へ向かっています。

 土地は全て王様の物ですので、王宮での商談です。


 砂漠の土地が金を産むこと。

 石油が戦略物資になること。

 土地の借地権と採掘権を金で払うこと。

 場所は地図を広げて、この辺りと丸をつけ、

 東西 10km  南北 100Km  程 適当

 期間は100年間、1000万ドル(金)で契約成立。

 株式会社の10%株を譲渡するオプションを追加した。

 王様がゴネるのでね。(年間10万ドルが王様の懐へ)

 石油でなかったら、僕の小遣いがなくなるピンチ。


 事前に、契約内容は事務方が行なっていて、父の眼力で契約の判断です。

 たくさん土産持っていつて、接待をうけて翌日帰る。

 リーマンの営業と同じです。

 王様は、採掘させて、石油が出たら、コチラのエリア近くで採掘するつもりでしょうね。


 民生商談

 灌漑設備、通信設備、住宅設備、

 都市交通(ハード&ソフト、地下鉄、都市インフラ) 


 国防商談

 防空システム(ミサイル、戦闘機、戦車、通信、銃、弾薬)


 2つとも、石油が出たら、購入するとのお話です、

 営業的には手応えあり感。

 両関係者がニコニコですが、プレッシャ掛けないでくださいよ。


 担当は姉ですのでよろしくね。

 石油会社 と 資源開発会社 が増えたよ。

 イケメンでチートな彼氏を探すか? うーーーーん、見当たらんわ。


 翌日から、僕、車に乗せられています、帰るはずでは?。

 父は、王様と通訳介して、密談、冗談、猥談、縁談、雑談 らしい。

 え、マブダチなの?

 砂漠へバスを走らせながら、地図見ながら、随行員2名(国関係)と立て看板を立ててます。

 砂漠だから目印ないのですが、遠くに見える山を見て、相手の方と話してます。アラビア語ですよ。

 車の中でも、コチラとアチラの方々が何やらわいわいガヤガヤと、僕の能力が勝手に分析しだす。

 いつもの事だけど、2時間位で理解してしまう。

「娘が12になって、相手を探しているが、ここらは貧乏な男しかいない、あの子はいくつだ?」

「20ですが、妻子もちですよ。」

「そりゃー大したもんだ、家の娘も貰ってくれんか、ラクダ2、いや 300頭でどうだ。」

「一夫一妻制で、無理ですよ。」

「いやー こっちは、男の甲斐性があれば、何人でもいいし、多いほど尊敬される、現地妻でいいだろう。

 そうだな、石油がでたら、防空システム丸ごと購入するけど、どう?」

「それいいですね、是非ともよろしく。」

「民生の方もよろしくおねがいします。」ちゃっかり割り込んでるよ。

「父さん、アリーシャには好きな人がいるよ。」

「ありゃだめだ、甲斐性がない、

 アメリカの大学なんかに行って遊んでるそうだ。」

「そんなことない、国の為にと、最新の知識を得る為にだそうだよ。」

「ほんとか? あのボンクラがね、王子は10人いるが、継承権は五番目だし、ほとんど目立たないし、それよか、第一王子がいいぞ、すでに、妻が4人いる。

 甲斐性があるじゃないか。」

「それ、小遣いを女に使い込んでるだけでしょ、側室ばかり増やして、飽きたらポイ、ですし、器が小さいですよ」

「こら、王族批判はやめろ、わしの立場があやうくなる。」


 危なかったぁー、彼女に知られたら、後ろ回し蹴りで失神する姿しか浮かばん。

 ええ子やな、今後ともお付き合いさせていただきます、その顔覚えたよ。

 国の為なら法も曲げるのね、政治絡みは嫌だね、覚えとくよ、その顔。

 姉さん、有望な王子様見つけたよ、会ってみないとわからないけど、波動があえば、仲間にするが、恋のバトルは我関せずですよ。


 結局、1週間も砂漠を連れ回されて、看板を立てて、毛布で寝てをくりかえしていた。

 なんで僕に聞く? 地図を広げて、どこをほろうかね? と。

 そりゃ、地図に丸書いたのは僕だけどさ。

 事前に勉強しといたよ、地球歴史と石油の産出可能とかね。

 有望だとは思うよ、情報からの確率は60%だから、行けると踏んでも、博打に近いからね。

 10本掘って6本出たら、神がかりと言われるレベル。

 だから、そんな期待したキラキラして目で僕を見ないでくださいな。

「え、10箇所位書けと?」

「............ わかりましたよ、書けばいいのですね、 出るかどうかは知りませんよ。」

 地図を睨めっこして、数分動かず。

(わかるわけないでしょが! 確率だよ)心の中で叫んでる。

 目を閉じ、ペンを持ち、無心に、腕を上げたり下げたりを10回おこなう。

 目を開ければ、適当な赤いペン跡が地図上に残っていた。


 やっと解放されて、我が家へ 


 後日談:


 2ヶ月経って、連絡が、出たらしい幽霊が(嘘)10本とも!。

 全部一度にかよ。

 王様もすぐに、10箇所の近くを掘って、9箇所でたそうです。

 例の二人、この情報を聞くや、即現地入り、契約を取り付けた。

 父から、次もよろしくと 王様と例の二人 からだそうだ。

 父、情報から、メキシコ海岸あたりの土地を買いまくってます。

 不動産会社やるのかな? と聞いたら、それはサブ、メインは石油だそうだ。

 最近、デジャブ感があるのですが、「越後屋、お前も悪よのう!」と声をかけると、両手を上に広げて、にっこり

「ビジネスね」俺も同じマネして「そうですね」。


 姉:


「バカタツヤ、仕事増やすな、お肌が荒れる。」


 そりゃ、10本も出れば、大騒ぎ、新聞にデカデカと載る、株は爆上げ。

 僕の小遣いも10倍ホクホク。

 姉さんだけが、大忙しです。

 骨は拾わないよ。

高度な文明を持つ知性生命体でも、人と変わりない日常(喜怒哀楽)。


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