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第2章 地球人 第06話 俺 記憶喪失

この物語は、我々の世界とよく似た、別の世界の話である。


 俺:


 船が嵐で大破、島へ漂着した。

 島民の世話になりながら、情報収集に努める。

 ここは、オーストラリアだそうだ、言葉は理解できるが、記憶がない、誰何された時、何も答えれなかった。

 まずは衰弱した体を元通りにするべく、金の指輪を島民に渡し、世話をお願いする。

 指輪には、『 tasuya 』

 首のネックレスには、「15歳おめでとう 達也 姉より」と刻印がある。

 金が足りなくなったら、これも渡そう。

 船は豪華だったから、何処かのお金持ちかと思うが、服は船乗りのそれだったから、違和感がある。

 まあ、焦らずに生きていこうと行動する。

 ここでリハビリ兼手伝いをしながら戻ってきた体を再度鍛え直した。

 ここは端っこで情報が少ない、記憶を戻すにも、ここでは無理と判断し、

 体力も戻ってきたので、季節労働者の口を見つけ、大きな街へ移動した。


 俺は季節労働者の仕事で荷台に乗せられていたんだが、聞こえる話し声から、どうも俺を何処かの農場の奴隷として売り捌こうとしていることがわかる。

 彼らは、私が、片言で話すことから、現地の訛りで話す内容は理解できないと、今後の予定を話していた。

 最初はわからなかったが、聞いている間に、俺の能力が分析し、言語の解析、解釈の解析で最適解を繰り返すうちに、内容が分つてきたという現状で、運送途中の休憩で立ち寄った店で、雇い主に流暢な方言付きで話、約束と違う点、奴隷として売り飛ばそうとしている点、この街の保安官に訴えると伝える。

 彼らは、ひょろひょろの若造など、暴力で押し潰せはなんとでもなると、用心棒が殴りかかってきた。

 見た目が180cm、50Kgほどなので、ひょろひょろとしか見えないのだが、体術は師範代レベルなんだよ。

 相手の力を利用して、腕関節固定し、逆に捻るだけで用心棒は勢いがなくなる、あとは、腰を支点に回転させれば、相手は自分で受け身を取れず、頭から地面に激突し、自分の体重が自分の頭にかかり、脳震盪を起こしていた。

 もう一人の用心棒は、雇用主と何やら話したら、おっさんが「おまえとはここでさようならだ」とさっさと、車に乗り、去っていた。

 脳震盪の用心棒はもう一人が抱えて車にのせていた。


 で、どうするかなと、店の前で思案していた。

 日も暮れかけているし、腹も空くが、今後の行動を能力を使って思考中(外から見ると、瞑想状態に見えるらしい)で、ここなら、気のいいおじさんに一晩の寝ぐらと仕事があるかもと、店の階段で待つことにする。

 店の中が騒々しくなる、喧嘩らしい、見物人としてちょっとのぞいて見ていた。

 地元のおじさん達、威勢はよいが、相手の方が場慣れしている。

 簡単にのされてしまった、あーこれで俺の宿が夢と消えたなと、納得する。

 ガタイのいい奴が、女性に近づく、お、彼女やる気だ、女性にしてはいい右ストレートだが、奴は左腕で女性の腕を掴む、お、足蹴りだ、いいね、これも奴は、にぎった腕を押し出して、相手の力を削ぐ、蹴り上げた足首を左腕で掴む、お、右足手ジャプして相手の胸ぐらに蹴り込む。

 さすがにこれは奴の胸板に入るが、勢いを殺す為に、後ろに下がる。

 こいつ喧嘩レベルではない、格闘技レベルだ。

 でも女性もすごい、相手の胸ぐらを台にして、バク転しやがった。

 勢いを殺された分床に立てずにしゃがみ込んだ。


 奴の挙動が変わった、殺意が溢れる、背中からナイフをだす、相手の立ち上がるその瞬間に胸にナイフが迫る、俺は殺意が湧いた瞬間に、モップを持って奴の腕を切る、5歩の間合いを0歩にしていたことは、自分でも驚いたが、この場の誰もそれは見ていなかった。

 奴の腕は折れたが、女性は怪我しなかったからよし。

 そのあとは保安官が来て、奴は留置場へ、俺は、彼女に拾われたという訳です。


 奴:


「保安官、彼奴を捕まえろ、バケモンだ。俺の腕を切ったんだ。」


 保安官:


「へーそうかよ、俺にはお前がバケモンに見えるぜ。

 何言ってんだ、腕繋がっているだろ。」


高度な文明を持つ知性生命体でも、人と変わりない日常(喜怒哀楽)。


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