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32:【分厚いそれ】

―そして高3のまだ少し寒さが残る頃。

「やったー!」

 わたしはその少し大きくて重たい書類を片手にリビングに飛び込んだ。

「お、その大きさだと、入学案内か」

 ゆうはのんびりみかんを剥きながら言う。

「もっと喜んでよーー!」

「…はいはい、よくやったよくやった」

 ちゃぶ台でテレビを見ているゆうは、みかんを食べながらわたしを見る。

 でも、そこには優しい響きがある。

 わたしがムッとした顔で同じちゃぶ台に並んで座ると、ゆうは嬉しそうに微笑んでわたしの頭にみかんを置いた。

 

 琴音と美音も、ふたりともピアノを専門に扱う学科がある大学に受かったと連絡があった。

 みんなで受験期の鬱憤を晴らすべく、打ち上げなんかしたらどうかという相談をしていた。


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