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2:【音楽】

 私は「音楽」が嫌いだ。何故かって、全く「音」を「楽」しめなかったから。

 三歳から始めたピアノは、当時の私にとってとても魅力的だった。ポン、と指を置くと、とても綺麗でキラキラとした音が鳴った。初めて両手を使って演奏できた時はとてもドキドキして嬉しかった。何度も、何度もその曲を弾いた。


 けれど、いつしかその気持ちも消え失せて、私は「音楽」を自分から遠ざけた。


 あの子が奏でる「音楽」に心を掻き乱される、その日まで。

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