2.異世界へ
すみません日曜中に終わりませんでした。
ごめんなさい(_ _;)
自信がないので後ほど編集される可能性大。
俺は抵抗しようと光る腕を掴む。
すると今度は映像のようなものが湧き上がってきた。
なんだ?これは。
視点が無茶苦茶でこちらに知らない誰かが呼びかけて来ることもある。
誰かの記憶か?
流れ込んでくる情報を無視して強引に光る腕を引き剥がす。
どうにもこの腕からは嫌な感じがする。
宙に浮かぶ腕に捕まっている状態になったがこの手を掴んでいる限りこの情報は流れ込んでくるだろう。
急に大量の情報を流し込まれたことで頭が痛くなってきた。
俺は正常に思考ができなくなり光る腕から下が奈落であることを忘れて手を離す。
直後に襲ってくる強烈な浮遊感が俺を現実に引き戻したが時すでに遅し。
俺は絶叫を上げながら奈落に落ちていく。
光る手が尚も掴みかかってくるが今度は躊躇せず全力で横薙ぎで平手打ちし阻止する。
また変な情報が流れ込んで来たが無視する。
それどころではなかったからだ。
奈落に落ちながら下を見た時、俺は見てしまった。
俺より少し先に落ちた巨大なドラゴンのようなものが握りつぶされるように空中で歪な凹み方をしながら指先にも満たない小さな球体に変形しているところを。
他の奴らも同じように変形していってる。
変な魔法陣のようなものを通り過ぎてから皆一斉に押し潰されてる。
俺ももう少しで魔法陣を通り過ぎる。
全力で手足をバタつかせるが少しも抵抗できずに奈落の大きな口の中に俺は吸い込まれていく。
そしてついに俺も魔法陣を通過した。
何も起きない?
自分の体に変化が起きず思わずそう思った時に嫌な音がなった。
グシャ
横を見てみると俺より遥かにでかい亀のような存在がビー玉くらいの大きさに押し潰されてるところだった。
ビキ バギッ グシャ
もちろん俺も例外ではない。
俺の右足と左足が同時に拉げた。
痛みは感じないが両足の感覚が途切れる。
ビキ バギッ グシャ
今度は両腕が拉げた。
両腕の感覚も失われる。
クソッ
周りを見ると俺以外のやつはもうビー玉になってた。
俺ももうできることはない。
ビキビキビキ
体中から嫌な音がなっている。
バギッ
この音を皮切りに俺の体は一気に圧縮された。
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次に俺が目を覚ますと視界にに飛び込んできたものは、苔だらけの無骨な天井だった。
どこだここ?
困惑しながら体を起こす。
なぜか背中が粘性のある液体で濡れていた。
気持ちが悪い。
辺りを見回すと真暗な空間には不釣り合いな鮮やかな紫の花が辺り一面に咲いていた。
その花は不思議と暗闇の中で月のように穏やかな光を放っていた。
光る花なんて始めてみたな。
状況を整理してみよう。
俺は目が覚めると知らない場所にいた。
ここにいる来る少しのことは思い出せない。
記憶が断片的でほとんど思い出せない。
俺は軽く息を吐き立ち上がる。
ここで座っていても何も変わらない。
幸いここは光る花があって足元が明るい。
壁に手をつけて壁伝いに移動すれば迷わずに探索できるし危険も少ない。
そう決めた俺は足元の光を頼りに壁際まで移動する。
俺は指をしゃぶって風の方向を探ってみた。
洞窟の中では風が出口から吹いてると本で読んだことがあったからだ。
なんの名前の本かは思い出せないが……。
足元の段差や急な深い凹みに注意しながら風上へ歩いていると洞窟の出口が見えてきた。
想像よりも随分と浅かった。
出口から差し込む光に目が眩む。
手で目の上を覆いながら出口に向かって歩く。
目が慣れてきたので手を退けるとここは森の中だった。
洞窟の入り口の横を小川が流れている。
恐らくこの川が長い年月をかけてこの洞窟を作ったのであろう。
川には洞窟に水があまり流れないように木と石と土で作られた堤防のようなものがあった。
あまり劣化していなく割と最近に作られたことが伺える。
そして俺は明るい場所に出たことであることに気が付いた。
えっ俺フリチンやん。
俺は一糸纏わぬ生まれたままの姿だったのである。
俺のち◯こがかなり小さくなっている。
だが重要なことはそこではない。
俺の肌の色が緑色なのである。
ちな陰◯は黒だ。
そして俺は川を覗き込んだ時に気がついてしまった。
サワサワ
俺ツノ生えとるやん……。
そう俺の額には小さなツノが一本生えていた。
これはまさか異世界転生ってやつか。
そしてこの俺の見た目。
緑色の肌にでかい鼻、そして小さなツノ。
間違いない。
俺はゴブリンに転生したらしい。
やっぱり小説書くってむずかしいですね
結局無難な感じになっちゃったかな
補足
主人公は喋れないので今後のセリフは「ギギィ」とかばっかになります。