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ウクライナ王国記

リアスタヤ大公

作者: 今川銀杏

人々がザワザワしている。今日は帝立アスタヤ学園の卒業パーティーだ。



リアスタヤ大公子ライトが言った。

「リリベットフォンワォータル侯爵令嬢、私はそなたに失望した。そなたはこんなにも可愛らしいソフィーをいじめたのだ。器が広いソフィーはそなたを庇おうとした。しかしそなたの悪行の数々は見過ごせない。そなたはソフィーを噴水に落としまた平民出身で妾の子だからと罵倒した。このような女と結婚しては我がリアスタヤ大公家の品位が落ちる。我がリアスタヤ大公家は皇帝陛下並びにティムールオブアスタヤ皇子殿下また王族方が帝国にいないためアスタヤ帝国の王家も同然。そのためそなたにようなみっともない最悪の性格をした女とは結婚できん。よってそなたとの婚約の破棄を次期アスタヤ総督として申しつける。また国外追放を申し渡す。私の温情で一週間の期間を与えよう。そしてソフィアフォンリンガル男爵令嬢と新たに婚約を結ぶ。異論は認めない。」



リンガル男爵令嬢はワォータル侯爵令嬢を怖がっているようにリアスタヤ大公子の後ろに隠れていた。そしてリアスタヤ大公子の側近もそれに賛同した。



ワォータル侯爵令嬢は

「どうぞお幸せに」

といって会場を出て行った。



多くの貴族たちはパーティーを出て行った。そして自分の両親にことの顛末を伝えた。



リアスタヤ大公は自分の次男からこの報告を聞いて激怒していた。またワォータル侯爵が抗議のためにリアスタヤ大公に会いに来た。更に運の悪いことにこの様子をティムールオブアスタヤ皇子殿下に見られていて国家反逆罪に疑われた。リアスタヤ大公子の発言が問題となったのだ。



リアスタヤ大公は息子をすぐにその恋人と一緒に呼び出した。リアスタヤ大公は息子を問い詰めた。そしたら彼は

「ソフィーは器も広く気立ても良く愛嬌もある最高の女性です。それに対してワォータル侯爵令嬢は可愛げもなく性格も最悪な女性です。なぜ誇り高いリアスタヤ次期大公がそんな女性と結婚せねばならないんでしょうか?」

と言った。



リアスタヤ大公はそもそも長男を次期大公とまだ決めていなかった。そしてリアスタや大公は長男を廃嫡することを決意した。そして次男を次期大公とする意向を固めた。また次男はまだ婚約者がいないためワォータル侯爵令嬢を婚約者に再び添えた。彼女は実際はとても優秀だった。



また長男の恋人の補ぼくを命じた、恋人は

「私はヒロインでリリベットは悪役令嬢彼女は幸せになるべきではなくて私こそ幸せになるべきなのよ。ここは私が憧れた乙女ゲーム大公の花の世界なの。」

といって開放を求めた。



またリアスタや大公はティムール王子に呼ばれて詰問された。そして事情を説明して長男の奴隷落ちで許された。リアスタや大公は実は今年11歳になるティムール王子の実の兄だった。そして9年ほど前になくなったミハイル王太子の隠し子だった・ティムール王子は1年前彼が10歳のときに隠し子の存在をムィコラーイウ公子レオニードから聞かされていた。そのためリアスタや大公の長男はティムール王子より年上で15歳だったが甥に当たりげんけいされた。



そしてこの婚約破棄事件の5年後18歳になった次期リアスタや大公ハルキとワォータル侯爵令嬢の結婚式が行われた。あれから5年間のうちに二人はすっかり仲良くなって理想的な夫婦となり1男1女に恵まれて末永く幸せに暮らした。またハルキはリアスタや大公そしてアスタや総督そしてワォータル侯爵令嬢は大公妃そして総督費として年下だが叔父である皇帝をよく支えた。



そして奴隷に落とされた長男のライトは鉱山で1年ほど働いていたが脱走してクーデターを起こして皇帝になろうとしていたのがバレて今度こそ皇帝のひ孫だからと減刑されずに公開処刑が行われてこの世を享年17歳にして去った。また自称ヒロインは断崖絶壁のがリータ等にあるがリータ騎士爵が監視するがリータ修道院

に送られて一生本土の地をそれ以降踏むことなく78歳にして病死をした。








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