表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
破天の雷霆  作者: F.ニコラス
第1章 萌芽:春来たるが如く
1/209

序歌

 ある世界。


 ここに栄える現世(うつしよ)に、長年続く4の国。

 地上、地底と天上と、海底に在る人の国。


 そこへ降り立つ預言者の、神々しくも怪しき言。


 誰も知らぬ遠き地に、『箱庭』という国がある。

 神の住みたる聖なる地。

 凡夫が辿り着いたなら、願いがひとつ叶うだろう。


 世の人々は沸き立った。

 全ての国と民たちが、皆一様に魅せられた。


 僅かな遺物を手掛かりに、理想郷へと手を伸ばす。

 巫女の言葉も後を押し、数多の夢が色付いた。


 かくて始まる冒険劇。


 嘘と愛憎、戻らぬ時。

 命無き徒の謀略と、白き使いの涙とが、舞台の裏で混ざり合う。


 渦を巻いては進み行く、天を貫く物語。

 神も知り得ぬその末を、紡ぐは人の生という糸。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ