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意外な事実と交流の始め方

「……学校が終わったはいいが、俺、、どうやって帰るんだ?……」



ふと沸いた疑問。学校が終わった。女の子とも喋った。そこまでは完璧だ。しかし、問題はその次だ。帰る場所がない……これは致命的なものなのでは無いのだろうか。



んぅぅゥうう、と俺は数秒間考える。



…………あ。俺この世界では、『凛也』じゃん。忘れてたぁ。……じゃあ、とる選択肢は1つ……



(俺の帰る場所はどこだ?)



改めて思うけど、こいつ便利だな。俺もすっかりこのスキルを使いこなしたぜ!(σº∀º)σ



«貴方は今、一人暮らし中の高校生です。両親との対面は今の所はまだ無いと考えられます。今から表示されるモニターにそって自宅にお帰りください。»



シュイン!!!



お決まりの音が聞こえ、モニターが表示される。さらに、鍵も気付いたらポケットに入っていた。怖ぇ。


えーと、住所は……あ、ここか。とりあえず行ってみるか。



着いた先は本当に普通のアパート。まるで、『紐手 慎也』時代の自宅のようだ。1つ優れていると言えば、建てられてからまだあんまり時間は経っていないようだ。セキュリティも結構しっかりしてるし。高校生にはちょっと贅沢かもしれない。







「おはよう。赤城さん。」

「おはようございます。河原さん。」

「敬語じゃなくていいのに、同級生なんだからさ。」



やっべぇ!!!俺、普通に女の子(美少女)と話している!! スキルのおかげで普通っぽいけど、やっべぇ!!!そういや、気が付いたらスキルに

«感情操作Lv1»

が、追加されてたな。だからこんなにぎこちなくない笑顔ができんのか。納得納得。普通だったら死んでたもんな。



「あ、そうですね。じゃあ……おはよう、河原くん。」


どっっっっキュンっっっ!!!!うっ心臓が痛てぇ。矢が刺さったみてぇ。惚れねぇ男いねぇだろ、これ。



「うん。おはよう。」



……困った。どうやってこっから話を膨らませたらいい?ねぇ?



«今日にあるテストの話をするといいでしょう。彼女はとても緊張しています。»



あ、 今日テストあるんだっけ?まじか。聞いてなかった。



「ねぇ、赤城さん。今日のテストって教科なんだっけ?」

「……数学と英語です。」

「……もしかして、緊張してる?あと、敬語出ちゃってよ。」

「あ、もしかして、顔に出てまs……た? 」

「大丈夫そうなの? 」

「いや、いや無理でs……だよ。」

「無理でだよ?」



やべぇ、おもろい。天然なのだろうか。ちょっと意地悪をしてしまいたくなったのだ。



「う、う、うるさいです!!」

「あはは、ごめんって。」



そういじっていたら、朝学が始まり、早速テストが始まる。




▹▸



「へぇ~俺って、こんなに出来たっけ?」



『河原凛也』という文字が『1位200/200』と掲示板に貼りだされているのを見て疑問の言葉を呟いてしまう。


……あれ、そういや、俺って«頭脳 50»じゃなかっっけ? なんでだ? そんなに勉強は出来ないはずなのに。



んぅぅゥうう、とまたまた考える。



…………あ、分かった。『河原凛也』単体のステータスということか。つまり«頭脳 50(+『紐手慎也のステータス』)»ということだ。




「……河原くん。めっちゃ勉強出来るんだね。」

「お、敬語抜けてる。」

「う、うるさい。」


少しいじると頬が赤くなる。か、可愛ええぇ……


「なんかね。俺もここまで、出来るとは思わなかったよ。赤城さんは上手くいったの? 」

「私は7位でしたよ。結構頑張ったつもりだったんだけどなぁ。」

「7位でも凄いと思うけどね。」

「1位の人に言われても嫌味にしか聞こえないですぅぅぅぅぅぅぅぅ!ー!」



敬語なのか、そうじゃないのか、分からないが面白いのは確かだ。



「……あ、1位くんと瞳じゃん。そういえば同じクラスだったね。」



──がばっ、と振り向くと、そこにはイケメンボイスを持つ爽やかイケメンくんと、他の溢れ出る陽キャオーラを放っている人間が俺の前に立ってた……

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